この「小松菜」が菜の花になります
2022/01/25
この「小松菜」が菜の花になります

多少暖かくなってきたかと思いましたが、どうやら立春にかけて寒くなるとの予報。夏は早く涼しくなってと思ってましたが、寒くなると早く暑くなれと人間勝手なものです(笑)

畑には昨年の秋に種まきして収獲していないものがあります。
こたろうファームの場合は、白菜、小松菜、ターツァイ、チンゲンサイ、かぶなどなど・・・
共通するのはアブラナ科の野菜。

写真は小松菜。右側に大きくならなかったターツァイと枯れかかったように見えるチンゲンサイ。

寒くて大きくならないし、葉は茶色になって枯れかかってるし、さて、畑が凍らなくなったら耕すのか・・・

いや、これ4月いっぱいくらいは刈り取ったり耕したりしません。
というのは、暖かくなってくると「菜の花」で収獲できるからです。

秋の種まきが遅れて大きくならなかった、できすぎて収獲できなかったとか。家庭菜園ならいろんな理由があるかと思いますが、もし畑に余裕があるのならアブラナ科の野菜はそのまま畑に。

こたろうファームは秋まきのものはもちろん収獲もしますが、菜の花用として、冬までに収獲せずそのままにしておくものも秋に種まきします。

写真の小松菜は遅めに種まきしてこぶりのものだけを収獲したあと。

もったいない気もしますが、春先の菜の花には晩秋までには種まきしておかないと間に合わないのです。

立春をすぎて暖かくなってくると、小さかった小松菜も少しずつ大きくなりはじめます。そして真ん中から花芽が出始めます。
このあたりだと2月下旬から3月の上旬くらいでしょうか。
地域によるので、温かいところは2月には出始めるかもしれません。

中心部が伸び始めたら花が咲く前に10センチ程度で手でポキっと折って収獲してください。
「小松菜の菜の花」
「白菜の菜の花」
「ちんげんさいの菜の花」
「かぶの菜の花」
「大根の菜の花」
「ルッコラの菜の花」
などなど、いろんな菜の花が楽しめます。

当たり前なのかもしれませんが、菜の花はの味はそれぞれの野菜の味がします。厳しい寒さに耐え、子孫を残そうとしている生命力豊かな菜の花。
ほろ苦さと甘さが絶妙です。
おひたし、炒めもの、天ぷらなど、いろんな料理に大活躍します。

ぜひ春の味をお楽しみください。
春はもうすぐそこまで来てますよ。

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