やまあいの地

長野県 上伊那郡辰野町横川

やまあいの地

飯澤清成

創業:2018年01月
食べチョク登録:2021年01月

江戸時代から学ぶ、百姓で地域創生に挑戦!
「やまあいの地」の飯澤清成です!

こんにちは、私は南信州辰野町横川の「やまあいの地」で米作りをしている飯澤清成です。この町は、中央アルプスの最北端にある美しい山々に囲まれ、ホタルが舞う名所としても知られています。樹齢数百年の木々が生い茂る国有林から流れる清らかな雪解け水が、私たちの田んぼを潤し、代々引き継がれてきた自然豊かな農地でお米を育てています。

◇自然と共に歩む農業を
私は幼い頃から農家の両親と一緒に田んぼで過ごしてきました。18歳で一度は都会に出ましたが、2011年の東日本大震災をきっかけに、食の安全と農業の大切さを再認識し実家に戻ってきました。当時、集落は高齢化が進み、後継者不足で閑散としていました。このままでは里山の魅力が失われてしまうという危機感から、地域を元気にする「地域創生」の取り組みを始めました。

◇江戸時代からの知恵と自然栽培
私は農業を学び直し、江戸時代の農法や自然と共存する農業に強く惹かれました。農薬、化学肥料、有機肥料、堆肥を一切使わない「自然栽培」で米作りを始めたのは、地域の資源を最大限に活かし、次の世代に豊かな自然をつなげたいと考えたからです。2023年には、自然栽培の第一人者である木村秋則さんの教えを学び、JAはくいが定める「自然栽培地域プランナー」にも認定されました。

◇里山の恵みを皆さんへ
自然栽培に挑戦した当初、周囲の人たちからは「絶対に無理だ」と言われましたが、見事に美味しいお米が収穫できました。この経験から、里山の自然が育むお米は特別なものだと確信し、年々作付面積を増やしてきました。ここで収穫されたお米は、米・食味分析鑑定コンクールの国際大会で認定を受けるなど、品質にも自信があります。

◇美味しさの秘訣
私たちの里山で育てるお米の美味しさの秘密は、何といっても自然の力です。樹齢数百年の木々が生い茂る国有林から流れる源流の清らかな水、そして中山間地特有の夏は日中33度、朝方18度という一日の寒暖の差が生み出す、心やすらぐ味わい。この自然豊かな環境が、先祖代々引き継がれてきた大地の力と相まって、ふっくらとした食感とほんのりとした甘みを持つ、やさしいお米を育んでいます。

◇五感で楽しむ農業体験
また、農業体験を通じて、県内外の方々に里山の自然の魅力を体感してもらう活動も行っています。ここでの体験を通じて、第二のふるさとと感じていただければ嬉しいです。清らかな水、澄んだ空気、そして大自然の力が育むお米を、ぜひ味わってみてください。

詳細情報

経歴・沿革

2018年3月 自然栽培開始(試験的に栽培を開始)
2019年3月 本格的に自然栽培開始
2019年11月 JA農産物品評会「金賞」受賞
2019年12月 米・食味分析鑑定コンクール国際大会にて認定書授与
2020年5月 体験農園を開始
2020年11月 長野県原産地呼称管理制度に合格し「令和2年産認定米」に認定される
2020年12月 長野県辰野町ふるさと納税返礼品に認証される
2021年11月 長野県原産地呼称管理制度に合格し「令和3年産認定米」に認定される
2022年11月 長野県原産地呼称管理制度に合格し「令和4年産認定米」に認定される
2023年7月 JAはくいに「自然栽培地域プランナー」に認定される
2023年11月 長野県原産地呼称管理制度に合格し「令和5年産認定米」に認定される

メディア実績

2020年5月 辰野新聞(地元紙)に紹介されました
2020年10月 辰野新聞(地元紙)に紹介されました
2021年5月 信濃毎日新聞、長野日報に紹介されました
2022年10月 NHKに紹介されました

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