肥料は柿の木のごはん
2025/06/14
こんにちは、陽だまりの里 足立柿園です。
静岡県は浜松市で次郎柿や太秋柿、そしてブルーベリーの栽培・販売をしている農家です。
先日、果樹園で柿の木に肥料をまきました。
果樹に使う肥料は、まいてすぐに効果が出るものではなく、じわじわと時間をかけて効いていくのが特徴です。

この時期にまく肥料は実肥と呼ばれ、秋に向けて果実が大きくなるタイミングで効いてくるタイプの肥料です。
つまり、おいしい柿を育てるための「ごはん」なんですね!

栄養がしっかりと届いた柿の実は、皮がしっかりしていて色つやも良く、糖度も高くなります。
さらに、収穫直前の10月にも肥料をまきます。
これは、翌年の春に柿が新しい芽を出すためのエネルギーになります。

ただ肥料をまくだけではなく、「どんな効果を狙っているのか?」「どんな成分が必要か?」を考えながら行うのが大事です。
木の状態や天候を見ながら、適切な栄養をしっかり届けていきたいと思います。

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