

たべくら農園は信州四賀(しが)にある山間の自然に囲まれた、子育て中の夫婦2人で営む小さな農園です。
「もっと食べて暮らそう。」をモットーに、農薬と化学肥料一切使用せず、年間約50種類以上の野菜を栽培しています。
野菜をもっと身近に、もっとたくさん食べて暮らして欲しい…。
自然のいのちと自分たちの身体と心はつながっています。
野菜の持つ「生きる力」をいただいて、おいしく食べて、健康に楽しく暮らす。
たべくら農園は野菜づくりを通して、そんな暮らしづくりをしていきたいと思っています。
たべくら農園は信州四賀(しが)にある山間の自然に囲まれた、子育て中の夫婦2人で営む小さな農園です。
「もっと食べて暮らそう。」をモットーに、農薬と化学肥料一切使用せず、年間約50種類以上の野菜を栽培しています。
野菜をもっと身近に、もっとたくさん食べて暮らして欲しい…。
自然のいのちと自分たちの身体と心はつながっています。
野菜の持つ「生きる力」をいただいて、おいしく食べて、健康に楽しく暮らす。
たべくら農園は野菜づくりを通して、そんな暮らしづくりをしていきたいと思っています。
たべくら農園では農薬も化学肥料も一切使用しません。もちろん有機JAS認証で使用が認められている農薬も使っていません。
使っているのは、自家製の「ぼかし肥料」と地元四賀で作られる「発酵鶏糞」、ただ2つです。
「ぼかし」とは植物が分解しやすい形に発酵させた肥料のことです。 たべくら自家製ぼかしは、米ヌカとモミガラと、自然のエネルギーたっぷりの土着微生物のみで出来ています。 微生物も遠くから運ばれてきた市販の単一な菌などではなく、その土地に古くからいる、 例えば家の裏山にいるような身近な菌(放線菌、糸状菌、納豆菌など多種多様)を培養して使っています。 ぼかしはまさに日本の発酵文化。古くから行われているしょうゆや味噌の醸造と同じ原理です。
出来上がったぼかし肥は微生物そのもの。生きた肥料です。
また、発酵鶏糞は地元の養鶏場で廃棄物とされるニワトリの糞と、きのこの菌床などを混ぜてしっかり発酵させた良質な肥料です。 そして鶏糞は肥料であると同時に、ぼかし(微生物)の食べ物でもあります。 鶏糞とぼかし肥を一緒に畑に撒くことで、土壌微生物が倍々に増え、ふかふかとした植物が育ちやすい土を作ってくれるのです。
有機栽培をするために常に考えていることは、まずはどうしたら健康な土が育てられるか。 土が健康になれば、野菜たちも自然に健康に育ちます。 多種多様な微生物や虫たちが、人の手ではかなわない絶妙なバランスを保った豊かな土を育ててくれるのです。
地元の資源を使うことで、地域循環できる農業、たくさんの菌類、虫や動物と共存できる持続可能な農業を心掛けています。
たべくら農園は、長野県松本市の北東にある四賀地区(旧四賀村[しがむら])にあります。
都会の様相の松本駅周辺から車で30~40分も走ると、辺りはすっかり村の景色。 トンネルを抜けると自然いっぱいの旧四賀村に到着です。
遠く北アルプスの美しい稜線を望み、山間には小さな田んぼがいくつも広がっています。 四賀は自然が豊かで有機農業をするにも暮らすにも、子育てするにも良い場所だと思います。
夫婦二人とも信州でも四賀出身でもありませんが、色々な人の力を借りてここで暮らし始めることができました。ゆうきの里という看板も掲げ有機栽培をすすめる土地柄もあり、心強くもあります。
農業をするには、広くまとまった農地はあまりなく、耕作する畑が10数ヵ所にも分かれてしまうため適しているとはいえないかもしれません。畑が点在しているため、それぞれの畑の土質も違います。その違いを逆手に取り、上手に生かすことでさまざまな種類の野菜を育てることができます。
ただ、標高700mほどの寒冷地なので、寒さに合わせた栽培技術が必要です。特に冬場の野菜栽培は難しいですが、自然の力を借りて四季を通して野菜の出荷を続けています。
有機農家を始める際、真っ先に思い浮かんだのは 「作った野菜を食べて暮らしたい」という思いでした。
四季のある日本では本当に多種多様な野菜が育ちます。 季節ごとに違う野菜を育てる面白さ、食卓では更にいろいろな料理が食べられる楽しさがあり、毎日飽きません。 食べることを楽しくしていくことは、暮らしの豊かさにつながると思っています。 自然と風土、畑と野菜、台所と料理がつながれば、ますます暮らしが面白くなる。
美味しく食べて、自然に寄り添い暮らす。そんな想いを「たべくら」に込めました。
農業を通して、自然と人とのつながりを学び”食べることと暮らすこと”を考え続けて、生きること。 私たちの想いを食べてくれる皆様と共有しながら、農業を続けていきたいと思っています。
美味しい野菜が食べたい思いが、美味しい野菜作りの第一歩。
我が家では、食卓にのぼる野菜のほぼ全てが自分たちの農園で穫れたものです。 私たちは野菜を作るのも食べるのも大好きだから、自分たちが日常に食べて本当に美味しいと思える野菜を皆様にもお届けしたい。 美味しい野菜をもっと身近に、もっとみんなの暮らしに近づけたい。 そんな思いで、できるだけお手頃で使いやすく、お料理が楽しくなるようなお野菜をお届けできるように努めています。
たべくら農園では全ての野菜作りにおいて農薬・化学肥料は一切使っていません。 それはシンプルな農業が好きだから。可能な限り手作りしたり、身の回りにあるものを使ったり、工夫をすることで、 限りあるものにできるだけ依存しない農業を心掛けています。 身軽で身の丈に合ったシンプルな農業は、何があっても負けない強さを持っていると信じています。 これからも農業をずーっと続けていきたいから、地球環境にとっても自分たちにとっても持続可能でありたい。
自然の営みになるべく逆らわず、助けられながら、これからも力強く健康でおいしい野菜を育てていきたいです。