米ぬかをEMで発酵させた自家製のボカシや、もみがらくん炭を作り、それらを田畑に還元しています。また近隣のきのこ農家さんから廃棄する菌床を分けてもらい、土壌の微生物層を豊かにし、作物が喜んで育つ環境を作っています。もちろん、農薬・化学肥料・除草剤は一切使用していません。
土の中に有用な微生物が増えればその微生物たちが自然循環し、作物は健全に育つようになります。私たちの農業は、この「土が本来持つチカラで作物を育てる」ことを基本にしているので、土地によっては全く何も施さず、自然栽培で作物を育てています。
近くの山からコナラやクヌギを自分たちで伐採しています。菌を打ちこんだほだ木は竹やぶの中で1年半ほど寝かし、その後森の中のほだ場へ移動させます。木漏れ日がさす自然豊かな環境でじっくりと育った原木しいたけは、栄養価も高く、深みのある味わいです。
米ぬかを主体にファームで育てた野菜をたくさん食べた鶏たちは元気いっぱい。
ときには鶏舎の外で自由に動き回り草を食べ、ストレスなくのびのびとした環境の中で育っています。