レモンは、5月6日ごろには収穫を終えます。レモンの花が咲き、結実する5月中旬から8月のお盆まで収穫するのが夏レモンです。特徴は、長い期間木にならせているため、サイズは大きくなり、普通のレモンの3倍ほどになります。また、皮が厚くて、味が濃厚になります。しかし、長く実を木にならせているため、木に負担がかかるので栽培をするのが難しく、取り組む農家さんは少ないです。
【リスボンレモンとは?】
日本で栽培されているレモンの3大品種は、リスボン・ビラフランカ・ユーレカです。その中でもリスボンレモンの酸味は、8パーセントと一番高く、果形が大きく、果汁も多いお得なレモンです。お料理やお飲み物など、幅広く利用できます。
【レモン栽培には】
レモンの栽培は、気候がおだやかで、強い風のあたらない、適度な土壌水分がある場所が必要です。そのため、広島産のレモンは、温暖(周りを海に囲まれ、気温の変化が少ない)で台風の被害が少なく、水はけのよい瀬戸内海の島々で育てられています。
【菅原レモン園の特徴】
瀬戸内海の島の土壌は、水はけが良いため、先人より「レモンは水が肥料。」と言われてきました。収穫量を伸ばし、高品質な果実を生産するためには、年間を通じて適切な土壌水分の管理が必要です。菅原レモン園は、三津祢(みつね)と呼ばれる谷間でレモンを栽培しています。この場所は、島で一番高い大平山の麓にあり、ミネラル分たっぷりの水が一年を通して豊富にあります。
【安全へのこだわり】
レモン園にミニヤギ(トカラヤギ)を放牧して除草をしています。また、農薬は一切使わずにレモンを育てています。病害虫が発生する原因としては、①病害虫自体の発生⓶環境要因③栽培管理の不手際が考えられます。
被害を防ぐために、果実を傷つけないようにトゲや枯れ枝をハサミで切ってとりのぞく手作業や夏に葉の裏表を水で洗い流して、害虫の多発や繁殖を防ぐようにします。また、かいよう病を防止するために、病気が発生した枝・葉・果実、枯れ枝は徹底して手作業で取り除いています。
【発送について(お願い)】
島の郵便局は、土日がお休み。レモンの発送は月曜日から金曜日の発送になります。ご迷惑をおかけします。※「時間指定」は可能です。
【お知らせ】
農薬は一切使用はしていませんのでご安心ください。肥料については、有機肥料をしようしています。広島県の瀬戸内沿岸の島しょ部においては、昨年の大寒波のためレモンの木や根が痛み、葉っぱが落ちて木が弱ってしまいました。そのため今年は弱ったレモンの木を守り、樹勢を回復するために液肥の有機肥料(海藻エキス+カツオエキス)と米ぬかを使用して土壌中の微生物が増える工夫をしました。
ワックス、防腐剤は不使用なので皮まで安心してお使いください。
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