海・山・川に囲まれた自然豊かな環境
私達の住む千葉県一宮町は、「緑と海と太陽のまち」というキャッチフレーズのついた場所です。
海岸まで約2km、房総の温暖な気候は、年間を通しての多品目栽培に適した土地柄です。
そんな山と海に囲まれた九十九里平野の中で私たちは野菜を作っています。
一番おいしいタイミングでお野菜を届ける
野菜を栽培するうえで一番大切に考えていることは、お客様に「一番おいしいタイミングでお野菜を楽しんでもらう」ということです。
「旬」や「鮮度」などはすぐにイメージがつくと思いますが、もう一つ重要なのは「収穫のタイミング」です。
作物は同じ条件で育っていても、収穫のタイミングによって味が変わります。朝収穫するのと夕方収穫するのとで味が変わるということもあるのです。
そのタイミングは、作物の種類によって様々です。
私たちは年間約50種類の作物を育てていますが、これまで何度も試行錯誤を繰り返した経験を元に、「一番おいしいタイミング」を見極めて収穫をしています。
こだわり肥料での循環型土作り
肥料は、野菜の生育状況や土の状態、天候など様々な状況を見極めて、使用する肥料を独自の経験と感覚で使い分けています。
圃場で使用している肥料は、さいのね畑で平飼い飼育している「岡崎おう斑」の自家鶏糞をはじめとした動植物質の堆肥を使用し、循環型の農業を心がけています。
また、微生物の効果を生かす作用のある緑肥、独自で圃場の土や作物に合うように配合しているぼかし肥など、こだわりの有機肥料を使用しています。
こだわりのお野菜をぜひお試しください。
たまごにもこだわりを持っています
さいのね畑では、「岡崎おう斑」という日本でも数少ない純国産の鶏種を、地面に放して飼育する「平飼養鶏」で大切に育てています。
平飼いの良いところは、自由に鶏が地面を歩きまわり、よく運動することが出来るので鶏が健康になり、質のいい卵を産むことです。
鶏たちには国産の穀物や海草・さいのね畑で採れた安心・安全な野菜や草などを、餌として与えています。
鶏舎は日当たりが良いのはもちろん、風通しも良く、鶏たちがストレスのない環境で生活することを第一に考えています。
「岡崎おう斑」の卵は赤玉で、着色のための餌を一切与えておりませんので、黄身はこの鶏種の卵本来のつやつやと輝く「レモン色」をしています。
とても濃厚な味わいで弾力があり、この食感は一度食べたらやみつきとなる方が多いです。