農薬や除草剤を使わないのは、畑に住む微生物・菌類・益虫・害虫や、畑を訪れる小動物・鳥・猫など、農園の生態系を構成するすべての生きとし生けるものの為。化学肥料を使わず有機肥料を使うのは、それが微生物や虫たちにとって一番美味しい食べ物だから。野菜たちはそんな虫たちのフンや微生物によって分解されたものが大好物。だから野菜たちは飛び切り美味しく育つのです。
畑の小さな食物循環、生態系を大切にしたい、豊かにしたい。微生物や虫やカラスや猫が幸せになれば、野菜たちは幸せに育ち、人間はその恩恵を受けて、自然と幸せになれるのです。
年間約50種類の野菜を少量多品目で育てています。なぜそんなにたくさん作るのかって?だって色々なものを食べたいじゃないですか。ラタトゥィユ1品作るのでも、トマト、茄子、ズッキーニ、玉ねぎ、ピーマン、ニンニク、これだけで6品必要になってします。これにニース風サラダ作って、レタス、インゲン、ミニトマト、ジャガイモ、合わせて10品。ほんとはもっとたくさん作りたいくらいです。
自分の食べたいもの、必要なものを作る。自分が最も美味しくて安心なものを作る。家庭菜園の延長です。皆さん、ご自身で食べるものを育てるのが本当は一番良いのです。でもそんな簡単には出来ない。なので、私が代わりに請け負います。