東京オリンピック・パラリンピックの飲食提供において、持続可能性に配慮した取組を行うことを掲げており、選手村で使用する食材は『G.A.P.』認証が条件とされています。
『G.A.P.』とは、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した、持続的な生産活動を行うための生産工程管理の取り組みである適正農業規範です。
愛菜ファームはその『G.A.P.』の国際基準である『GLOBAL Good Agricultural Practices』、通称『GLOBAL G.A.P.』を平成23年に取得し、令和3年で11回目の更新をしています。
「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」に基づいて、土づくりと化学肥料・化学農薬の使用の低減に取り組んでいます。
トマト・ミニトマトにおける交配作業においては、マルハナバチによって交配することにより化学合成農薬の使用を減らしています。
圃場では緑肥であるソルゴー・ヒマワリ・ヘイオーツを植え、土作りに励んでいます。
化学肥料は一般使用量の67%減を、化学農薬は一般使用量の80%減を目標に栽培しています。
愛菜ファームの農場の広さは33ヘクタール。4.7ヘクタールある東京ドームの約7個分の広さがあります。その敷地の中にはビニールハウスや露地圃場、野菜集出荷貯蔵施設まであります。土づくりから選果・出荷まで、すべて自社の敷地内で行い、採れたて新鮮な野菜をお届けしています。
自社で所有するセリウスソフト水(次亜塩素酸水)生成装置で次亜塩素酸水を作り、毎日の手指の消毒や施設、資材、野菜選果機などの殺菌消毒に使っています。
次亜塩素酸水は安全で人体への影響がなく、且つ強い殺菌効果を持ち、ウイルスや細菌の除菌効果があります。また有機物と触れると分解するので、残留性もありません。