無知は、損。
2025/11/10
今の世の中は、情報があふれています。
けれども、その中には間違った情報もあり、知らないことで損をしたり、時には命を落とすことさえあります。

最近では、ある薬の影響でつらい思いをされている方の話も耳にします。
だからこそ、「正しい知識を持つこと」がとても大切だと感じます。

わたしが、無肥料・無農薬の自然栽培をなぜ始め、そして今も続けているのか。
その理由を少しお話しします。

約40年前、わたしは一般的な農業をしていました。
化学肥料を使い、農薬で虫や菌を防ぐ、ごく普通のやり方です。
その後、新しくビニールハウスを建てて、冬にナスの栽培を始めました。

たくさん収穫するために、化学肥料や有機肥料をたっぷり使いました。
ところが、冬は温度を上げるためにハウスを締め切るので、湿度が90%ほどにもなります。
すると、肥料にカビが生え、花びらが枯れ、その枯れた花にまたカビがつき…。
やがてナスの実にもカビがつき、収穫できなくなってしまいました。

そこで殺菌剤を使いました、5月になると虫が増えるので、5日に一度は殺虫剤を散布するようになりました。
そんな暮らしを続けるうちに、「このままでは人間がおかしくなってしまう」と思うようになったのです。

ちょうどそのころ、「無肥料・無農薬で作物を育てる自然栽培」という考え方を知りました。
そして、ある人の言葉が心に深く残りました。

「食べるものは有っても、食べられるものが無くなる」

その言葉を聞いた瞬間、「これから人間の身体は、不自然なものを受け付けなくなる」と感じたのです。
この気づきを与えてくれた知人に、今でも心から感謝しています。

自然栽培 #無肥料無農薬 #命を守る農業 #気づき #感謝

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