お金で買えるレビューって、本当に信じていいの?
2025/05/22
先日、ある企業さんから「商品を提供していただければ、月間20万PVのメディアでレビュー記事を書きますよ」というご連絡をいただきました。

内容は、
「記事を出せば平均で月3〜10件の売上が見込めて、年間では○○万円になりますよ」
「掲載費は10万円ですが、商品を提供していただければ割引しますよ」
…という、まるで広告のようなレビューのご提案でした。

正直に言いますと——
これをお客様に紹介してしまったら、**レビューの信頼性って何?**と、自分でも疑問に思ってしまいます。

「レビュー」って、何のためにあるんだろう?

本来、レビューというのは
実際に使った人が、自分の言葉で感想を伝えるもの。
使い心地や感じたことを、他の人の参考になるように、正直に書く。

だからこそ、
「レビューを信じて買ってみようかな」
という気持ちが生まれるのではないでしょうか。

でも、お金を払って書かれたレビューがあふれていたら…。
誰の言葉を信じればいいのか、分からなくなります。

私は、まっすぐな声を大切にしたい

もちろん、PRや広告としてレビューをお願いするのが悪いことだとは思いません。
それもひとつの「伝え方」だと思います。

ただ私は、自分の商品に対して
「本当にいいと思った方の声を、そのまま届けたい」
という気持ちを大切にしています。

だから今回のお話は、お断りさせていただこうと思います。
少し複雑な気持ちになりながらも、
この経験を通して「伝えることの意味」を改めて考えるきっかけになりました。

最後に

みなさんも、ネットでレビューを見るとき、
「これは誰の言葉なんだろう?」
と、ちょっと立ち止まってみると、違った景色が見えてくるかもしれません。

そして、できればこれからも——
**心からの「本物の声」**を、少しずつでも届けていけたらと思っています。

レビューの信頼性

伝えるということ

広告と本音

自然な暮らし

ものづくりの想い

この投稿をした生産者

気になる投稿

この生産者の商品

商品一覧へ