藤迫茶農園の投稿一覧

今日から12月です!(^^)/
私たちの農園のある熊本県人吉球磨地区は、7月4日に水害に遭い、そして1か月以上の長雨による茶葉摘み取り不可などなかなか大変な一年になりましたが、皆様からの温かいお心のおかげで頑張っていけております!
ありがとうございます♪

表題ですが、ちょっとと言いますか結構まじめなお話しですので、なかなか書かない内容ですが、一方向的情報により一般消費者の方がミスリードされることが考えられるので、以下の書き添えます。

※食べチョクの運営上、きっとURL貼り付けはできないので、皆さんでネット含め調べてみてください!スミマセン・・・

さて、先日、奈良県立大学の発表がメディアを賑わせていました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、内容としては、「緑茶のいくつか(ペットボトル含む)が新型コロナウィルスを99%無害化する」といった内容です。
お茶については、とうの昔から風邪にはお茶とかお医者さんはお茶を飲みながら患者さんに対応しているから風邪ひかないとか色々と言われていることなので特に真新しいことでは無いのですが、ちょっとよくわからないのは、「効果がある緑茶とそうでない緑茶がある」という表記です。
しかもぺっとボトルのお茶も含まれているとか・・・。
ん~稚拙すぎて正直・・・・・といったところです。
新型コロナウイルスだけでなく、真菌や細菌が喉の粘膜に付着しているのを洗い流すには、ウガイをしっかりすれば事足ります(※お医者さんの中には、緑茶でウガイしてそのまま飲む方もいらっしゃるとか)。これは物理的事象です。特にお茶である必要はありません。それよりも一方向性からの情報(※この場合はあるお茶=新型コロナウイルスに効果あると思わせる情報)は、一般消費者へミスリードを促すことになり、もう一方もしくは他方の、実はもっと重要な情報を見えなくさせてしまいます。
例えば、日本の緑茶について言えば、農産物中でもっとも硝酸態窒素という化成肥料を使用する農産物です。
硝酸態窒素は体内に取り入れると亜硝酸態窒素(※硝酸態窒素が変異した成分)に代わり、血中のヘモグロビンと結合し各臓器へ送られ様々な疾患を起こすことがこれもずいぶん前から海外では一般的に知られていることです。
ヨーロッパをはじめ多くの国では、硝酸態窒素を農産物生産へ使用することはすでに厳格に規制されているのですが(※牛が食べるグラスにも大量に使用されていた過去があるため、使用が禁止されている国もあります)、こと日本についてはその情報さえ周知でないため、多くのみなさんはよく知りません。
「緑茶=新型コロナウィルスを99%無害化」
という情報は明らかにミスリードです。
ましてや、新型コロナウィルス自体がいまだ何なのか一般的にはよくわからない状況での発表は稚拙で性急です。
「牛乳はカルシウムたくさん=たくさん飲んで健康に!」
「お茶はカテキンたくさん=カテキンでがん予防」
当たり前に言われることですが、先述したように硝酸態窒素の危険性もしっかりと自分自身で見極めたうえで飲んだり食べたりすることが必要です(※オーガニックグラスを使用した牛乳が一部北海道産であるそうです)。
まさに今新型コロナウイルスのワクチン接種について、その副作用がどういったものかわからない中で、ワクチンを接種するかどうかのアンケートで日本で実に「7割近くの人たちが接種すると言われて」いるみたいですが、肌感覚では周りに接種すると言っている方は皆無です。
ただし、これまでの歴史でもそうですが、いつの間にか「ワクチン接種が当たり前」の世の中が形成され(※アンケートってどう作られて利用されるかということも知ること重要です)、半ば半強制的に摂取せざるを得ない状況になることにつながる危険性があります(※現在は強制的な摂取方向性がなくなりましたが、子宮頸がんワクチンなどがその例です)。
さて、話は戻しますが、「新型コロナウイルスをいくつかの緑茶飲料が99%無害化する」といった内容についてのコメントが多々散見されます。「どのペットボトル飲料か気になる」「特定されたら買い占めが発生するのでは!」といったものが多いです。こういったマジョリティに人は流されやすく、マスクの買い占め騒動にも似た事象に発展しかねません。そして、中間搾取して一儲けをたくらむ方々が横行していきます。
(これらを行う方々のことをレントシーカー(「レント=超過利潤、シーカー=追い求めるもの」という意味)と呼びます。実は必要ではないのに必要なものと思わせて利潤を一部の方々が最大限に享受するというものです)
ここは皆様には、冷静にちゃんと情報を理解し選択し対応してもらいたいと思っています。
新型コロナウィルス対策として有効なのは、私としては(※あくまで私見です)、「水(もしくはお湯)で、毎日ちゃんとウガイと手洗いすること」だと思います。
H₂O (水)は、私たちが生きる上で重要でなくてはならないものです。
実は「水」については、その効能含めすべてが解明されていないそうです。
ぜひウガイと手洗い徹底をこの冬は行っていただきたいと思います(^^)/
ちなみに、私の母は、有機緑茶(番茶クラスでOK)を煮出して、少量の塩(※化学反応で作られた「エン(※ほぼNaCl塩化ナトリウムです。マグネシウム・リンなど他のミネラルは含まれていません)」ではなく海塩や岩塩などミネラル豊富な自然なものが良いそうです)を入れてからウガイしています。昭和27年生まれの女性ですが、病気知らずで無茶苦茶元気です笑。
寝込んだところをこれまで見たことありませんので、少なからず良い要因にはなっているのかも?
追記
緑茶は昔から「万病の薬」と言われているそうです。
しかし、これはずいぶん昔のお話しだと思います。
その時代は、きっと硝酸態窒素などという、お茶の味を良くしたりする化学肥料は開発されていなかったことでしょう。
私も「緑茶自身」は健康に良い植物だと思っています。
救いなのは、オーガニック認証機関に確認したところ、「オーガニック茶生産者が増えてきている」という事です(※ただし、認証機関曰く「オーガニックにもピン・キリがある」とのこと・・・これは日本のJAS認証システムの弊害です。これについてはまた機会があるときに書きたいと思います)。
写真は、「ナルコユリ」という山草の根っこです。和漢方に使われるそうで、農園の近くに自生しています。
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今年は新型コロナの影響などにより、なかなかお孫さんや妊娠中のお子様にお会いできない方もいらっしゃるのではないでしょうか・・・。

そういう私も例年であれば、子どもたちを連れて妻の田舎に帰るところですが、今年は自粛せざるを得ません(´;ω;`)

妻の実家は冬は雪がたくさん降る田舎で、毎年年末年始、子どもたちは雪遊びやスキーを楽しんだり、夜ツキノワグマに遭遇したり、降りてきたニホンザルから逃げたり、かまくら作ったりと冬の雪深い田舎ならではの様々な経験をできる良い環境なだけにほんと残念でなりません。

さて、表題ですが、私たちが長年携わっているオーガニック農園で摘み取り行ったオーガニック緑茶を原材料にしたほうじ茶【鬼ほうじママ&ベビー】を離れているお孫さんや妊娠中のお子様やご友人への年末年始の贈り物としていかがでしょうか!といったご紹介です(^^)/
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鬼ほうじママ&ベビーは、オーガニックであるだけでなく、ノンカロリー&ノンカフェインのお子様や妊娠中の方にも大変体に優しいオーガニックほうじ茶です(^^)/
1個あたり2.5gのオーガニック茶を、テトラ型(三角錐)ティーバック(植物原料:ソイロン、タグ付き)に入れています。
※ソイロンは、トウモロコシ(遺伝子組み換えでない)を原材料のにした環境に配慮した素材です。

送料無料期間が、食べチョクさんのシステム上いつまで続くかはまだ分からないそうですが、今のところまだ【”送料無料”】にて対応させていただけます!♪

なお、熨斗につきましては、お歳暮・御礼・賀正など、自由にご指定いただくことが可能です(^^)/

年末年始、お正月、ご自身とご家族のお飲み物として、そして離れて過ごされている大切な方々へも♪(^^)/

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ぜひこの機会にお買い求めください(^^)/
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先日から、食べチョクさんからのご協力していただきながら、お茶摘みのご協力依頼をお願いしておりましたところ数名の方のご協力をいただくことができました!
本当にありがとうございます(^^)/
おかげさまで、特にドイツのお客様からご支持頂いております「秋新茶(秋冬番茶)」の第1回目の摘み取りにこぎつけることができました!

※ドイツでは、緑茶に含まれる「エピガロカテキンガレート(EGCG)」に、がん抑制効果があることが過去が学会で発表されるなどあり、緑茶のニーズが年々高まっています。
ただし、ドイツはオーガニック先進国であることもあり、BIO(ドイツの有機認証)取得しているオーガニック緑茶であることが厳しく求められています。
毎年、藤迫茶農園のオーガニック番茶を7月8月にドイツの皆様へお送りしているのですが、今年はコロナウイルス・コロナウィルスに伴う配送不可・7月の水害(※これも発送できなくなった原因のひとつです)・7月8月の長雨と通常ではない様々なトラブルがあり、すでに2か月以上お待たせしている状況です。一般的なレストランでも当農園の有機緑茶が提供されております。

次(第2回目摘み取り)は

■10月8日(木曜)
8:00~12:00(お茶摘み補助のみ)
8:00~18:00(お茶摘み補助+13:00~工場でのお茶投入)のどちらかの時間帯ご協力いただける方を募集いたします!
ただし、熊本の山奥(人吉インターから車で20分、人吉駅から20kmくらいの標高230メートルの台地です)に農園がありますので、自力で来ていただくには、車等の移動手段が必要です。

もしご協力いただける方いらっしゃいましたら、下記携帯までご連絡いただけますと幸いです。
090-4102-6860(担当:藤迫)
※食べチョクさんへは10月10日11日の二日とお知らせしておりましたが、私が10日動けなくなりましたので、10月11日可能な方がいらっしゃいましたらお知らせください。

写真は、
1.朝8時の朝霧の中の茶園
2.3.4.先日7月4日の水害に起因しました、有機圃場の陥没被害状況。※10月3日の茶摘み時には、この陥没被害部分を避けながらお茶摘みを行いました。

他の慣行圃場は、土壌を大型の機械のキャタピラで押し固めているので、なかなか陥没することはないのですが、当有機農園は、すべて手作業で人の体重くらいしか土壌にかからないため、今回の長雨により、土壌下部に水の通り道ができてしまいました。
そしてただでさえ柔らかい土壌が草刈時に人に重さで陥没したようです。
10月3の茶摘み時、私もまた新しい陥没によって腰まで埋まってしまうというアクシデントもありました笑。

ただ、その危険個所は3日に茶摘み完了しましたので、次回は多分大丈夫だと思います!(^^)/

10月は8日含めてあと2回くらい茶摘み行う予定です♬
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タイトルですが、当農園で収穫される有機緑茶は、皆様へお送りするときひとひとつ大切に火入れ加工してから袋詰め行っております(^^)/
【↓火乃國緑茶シリーズ↓】
https://www.tabechoku.com/products/16904
ご存じの方はいらっしゃると思いますが、お茶はその性質と日本の流通の仕組み上、収穫から蒸し・揉捻・乾燥までを「粗茶」と呼び、ここまでが農産物として取り扱いがなされます。
この粗茶の状態で、様々な地域へ出荷されて、各ブランド地域で最終加工され〇〇茶として販売されていくことになります。この最終加工の時に行うのが「火入れ」と言われる緑茶の風味を上げておいしいお茶に仕上げるために高温焙煎する工程です。
今は、この長らく行われてきた流通の方法が、多くの消費者の方々に周知されてきている兼ね合いもあり、原産地と加工地を分けて記載している緑茶も多くなりました。
しかし、いまだ多くのお茶は未だこれまでの流通を踏襲して販売行われております。
この火入れ加工は、「仕上げ」とも言われ、日本ではこの「仕上げ」は重要な技術として行われてきました。
そして先述しました通り、農産物扱いである「粗茶」で流通する性格から、各地域で美味しいと言われるお茶などをセレクトする能力が必要となりました。これを「目利(めきき)」と言います。
ただ、当農園はにおきましては、
「単一圃場(トレーサビリティの絶対的信用性の確保)」
「未品種改良品の保全(過度な品種改良を行い自然体系を汚さない)」「オーガニック(有機で使用が許可されている農薬さえも使用しない)」「植物性原材料を使用した有機肥料(動物性原材料を使用しない)」
ほかにも大型の機械を導入しないことなど、メンバー皆で周知徹底して農園管理行っております。
単一圃場とはつまり他の農園からの茶葉受け入れを絶対的に行えないようにしていることから、どうしても「仕上げ」と「ブレンディング(様々な地域で収穫されるお茶を混ぜて味を作る)」のうち、仕上げだけで最終の味を追求しなければなりません。
ただでさえオーガニック緑茶は、慣行農業で作られた緑茶と比べ味が落ちると言われる中で、できるだけオーガニックでも美味しい緑茶をお客様へお届けするためには、火入れと袋詰めは、ご注文いただいてから都度行うことがベストと考え、「火入れ温度」「火入れ時間」を秒単位で調整しながら、天気とも相談しながら最終加工しております。
そんなわけで、実は販売されるロットごとに当農園の有機緑茶は、顔と味が違ってきます(微妙ですが笑)。そこもぜひ見つけていただけたらと思います(^^)/
これからも皆さんよろしくお願いいたします♬

藤迫茶農園
藤迫 智
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この投稿をした生産者

熊本県 球磨郡相良村

藤迫茶農園

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