ヤマニファーム

高知県 幡多郡大月町

ヤマニファーム

井上孝秀

創業:1998年07月
食べチョク登録:2025年12月

「こじゃんとレモン」は、高知県大月町で養鶏業を営むヤマニファームが、循環型農業の象徴として育てるブランドレモンです。自社養鶏場の鶏糞を堆肥にして土に還し、化学肥料に頼らず有機栽培で育てています。堆肥は地域の農家との耕畜連携にも活用され、自然と地域をつなぐ循環を実践しています。

こうした取り組みが評価され、農業分野の最高峰とされる農林水産祭で、畜産部門として令和7年度(2025年)天皇杯を受賞しました。受賞の背景には、鶏糞を廃棄せず次の農業につなげる循環型の仕組みがあることが大きく影響しています。

太平洋の潮風に包まれ、高知の太陽を浴びて育ったこじゃんと特別な露地レモン。文旦などの柑橘も、同じ循環型農業の中で栽培されています。地域に根ざし、自然の恵みを生かした安心・安全なレモンを、ぜひ手に取ってみてください。

詳細情報

経歴・沿革

◼︎2025年
第64回農林水産祭 — 畜産部門 最高位「天皇杯」受賞。
レモン300本、橙(だいだい)100本を植栽。
高齢化により継続が難しくなった地域農家の文旦・小夏園(100本)を引き継ぎ、管理を開始。

◼︎2024年
全国優良畜産経営管理技術発表会 — 最優秀賞受賞。
レモン100本を植栽し、果樹栽培の基礎づくりと土壌管理を確立。

◼︎2023年
レモン苗700本、河内晩柑苗300本を追加植栽。
自社栽培レモンを使用した加工品(バスソルト)の販売を開始。

◼︎2022年
葉タバコ耕作跡地(約6.8ha)を取得し、レモン栽培を開始。
苗木400本を植栽し、鶏ふん堆肥を活用した土づくりに取り組む。

◼︎2021年
自社ブランド鶏「よさこい尾鶏」を商標登録。

◼︎2019年
鶏ふん堆肥の生産・袋詰め体制を整備。
地域の耕種農家へ堆肥提供を開始し、循環型の土づくりを推進。

◼︎2004〜2011年(概略)
鶏舎設備の更新・拡張、鶏ふんボイラーの導入など、環境配慮と生産性向上に取り組む。

◼︎2001年
高知西南豪雨で被災。農場の孤立や給餌困難を経験し、経営の強化につながる教訓を得る。

◼︎2000年
鶏舎の修繕・改築を行い、養鶏経営を本格化。認定農業者に認定。

◼︎1999年
高齢化で廃業する農場を引き継ぐ形で、単身高知県大月町へ移住。

◼︎1998年
大学中退後、愛媛県の実家でブロイラー飼育管理、生鳥・飼料運搬業務に従事。

メディア実績

全国紙・全国ネット(ラジオ)・主要誌で多数紹介されています。
特に、日本農業新聞の一面掲載(2025年12月4日)、TOKYO FM & JAPAN FM NETWORK 全国38局ネット「あぐりずむ」出演(2025年7月10日)、全国誌『家の光』(2025年6月号)掲載など、農業分野を代表する媒体で取り上げられました。

【メディア掲載実績】
〈2025年〉
・畜産コンサルタント 1月号 掲載
・鶏鳴新聞 1月25日号 掲載
・全国食鳥新聞 1364号 掲載
・全国食鳥新聞 1365号 掲載
・鶏鳴新聞 3月5日号 掲載
・家の光 6月号 掲載
・高知新聞 6月12日号 掲載
・TOKYO FM & JAPAN FM NETWORK 全国38局ネット 「あぐりずむ」7月10日 放送
・高知民放3局 リレー放送 「ネイチャーワールド高知 奇跡の美食ツーリズム」 8月16日 放送
・日本農業新聞 10月3日号 掲載
・鶏鳴新聞 10月15日号 掲載
・肉鶏卵情報 10月25日号 掲載
・高知新聞 11月26日号 掲載
・日本農業新聞 11月24日号 掲載
・日本農業新聞 12月4日号 掲載
・農業共済新聞 12月2週号 掲載

〈2024年〉
・鶏鳴新聞 12月15日号 掲載

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