こんにちは。
佐賀県小城市芦刈町で「はしま海苔」を営んでいる橋間です。
冬の間だけ、特別にお届けしているのが「スミノエ牡蠣(すみのえがき)」。
有明海の奥、六角川の河口に広がる住之江地区で育つ、この地域ならではの牡蠣です。
🧂やさしい海の甘みと、濃厚な旨み
スミノエ牡蠣は、一般的なマガキに比べて甘みが強く、えぐみが少ないのが特徴です。
ひと口食べると、ふわっと広がるやさしい海の香りと、濃厚な旨み。
身はふっくらしていて、ぷりっとした弾力とジューシーさがあります。
カキ特有のクセが少ないので、「実はカキが苦手で…」という方にも食べやすいとよく言っていただけます。
蒸しても焼いても、素材そのもののおいしさをしっかり味わえますよ。
🌊六角川と有明海が育てる恵み
スミノエ牡蠣の漁場は、川と海の栄養が交わる場所。
六角川の上流から流れ込むミネラル豊富な淡水と、有明海の潮が混ざり合う環境が、
牡蠣にとって理想的な成長の場になっています。
有明海は干満差がとても大きく、潮が引いたり満ちたりするたびに、牡蠣は自然の中でゆっくり力をつけていきます。
その恵みが、あの濃厚な味とふっくらした身につながっています。
❄️鮮度を閉じ込めた「冷凍殻つき」でお届け
収穫した牡蠣は、水揚げ後すぐに洗浄・選別を行い、旨みを逃がさないよう急速冷凍。
旬の味を閉じ込めたまま、**冷凍殻つき2キロ(約12個)**でお届けします。
冷凍のまま蒸すだけで、簡単においしい蒸し牡蠣が完成!
殻が自然に開いたら、香り豊かなスミノエ牡蠣の出来上がりです。
🦪スミノエガキという在来種
スミノエ牡蠣の正式な和名は「スミノエガキ」。
この名前は、佐賀県の住之江地区で多く見つかったことから名付けられました。
昔は山口や岡山でも確認されていましたが、
現在は有明海でしか生息が確認されていない、非常に希少な在来種です。
マガキよりもひとまわり以上大きく、可食部の割合も高いのが特徴。
見た目の存在感もさることながら、食べごたえもしっかりあります。
六角川の恵みと有明海の力が詰まったスミノエ牡蠣を。
蒸して、焼いて、シンプルに味わってみてください。
きっと、「また食べたい」と思っていただけると思います。