極寒のぶどう園から温かな繋がりに感謝をこめて
2026/01/25
― 雪おろしの時間 ―

食べチョクでの販売を開始してから、
早速続々とご注文をいただき、本当にありがとうございます。

今、私たちのぶどう園は深い冬の中にあります。
枝だけになったぶどう棚には、
朝になると、ふわりと雪が積もっています。

冬の仕事のひとつに、
枝に積もった雪をおろす作業があります。

雪景色はきれいで息をのむほど美しいのですが、
雪は時に脅威にもなります。

雪の重みで枝が折れたり、ハウスがつぶれてしまうこともあるのです。

だから一房も実っていないこの季節でも、
ぶどうの様子を見に、畑へ向かいます。

雪でつるつるでキンキンに冷えたハウスにのぼり、
落ちないようにぎゅっとパイプをつかみながら、
手足で枝を揺らすと、どさっと音を立てて雪が落ちていきます。

「重いよね、大丈夫だよ」と声をかけるような気持ちで、
一本一本、雪をおろしていきます。

手も足も冷え切って、
作業が終わる頃には体はすっかり冷たくなるのに、
不思議と心は少しあたたかい。

この枝の先に、
来年またぶどうが実ることを知っているからかもしれません。

ご注文が入るたび、
この雪の下で守っている枝と、
その先にある皆さんの時間がつながっているように感じます。

ぶどうは、すぐには届きません。
でも今も、こうして静かに育っています。

また季節ごとに表情を変えるぶどう園の様子も、
少しずつお届けしていきますね。

たくさんのご縁に、心からの感謝を込めて。

oboco grapes

この投稿をした生産者

山形県 東置賜郡高畠町

oboco grapes

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