2025/11/08
\ ミニ白菜 受注開始します /

冬の気配がゆっくりと畑を包みはじめる頃、
香美町の白菜は、ひっそりと甘みを深めていきます。

朝の冷たい空気にふれた葉が、すこしだけ透き通って見えることがあります。
その瞬間、寒さを受け止めながら育つ野菜の、静かな強さを感じます。

小さな姿に似合わず、火を入れるとふわりと甘さが立ちのぼり、
まるで冬のひだまりのように、やさしい味わいへと変わります。

鍋に沈めても、浅漬けにしても、葉の奥に宿るその甘さは変わりません。

寒さが磨いた澄んだ旨みが、すっと料理を引き立ててくれます。

香美町の冬は、山の影が長く落ち、光の色が一段深くなる季節。

その風土の中で育ったミニ白菜は、日々の食卓にそっと寄り添う、

小さな冬の恵みです。

この投稿をした生産者

兵庫県 美方郡香美町村岡区原

むらおか夢アグリ

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