梅畑の様子 5月11日(日)
2025/05/11
自然栽培を行っている当園の梅畑の様子です。
今年も梅畑の根元に、ウメハルシメジが発生しました。春に採れる希少なこのキノコは、農薬(殺菌剤)を使っている圃場では見かけないそうです。キノコは菌類ですから当然といえばそれまでですが。梅の木とウメハルシメジは、なんらかの共生関係にあるのかもしれません。味噌汁やパスタの具として食卓にのぼりますが、とても美味しいキノコなんです。
ご覧のように梅畑が草だらけなのは、農薬や除草剤を使わず、なるべく草を刈らずに根も残し、圃場内の生態系を豊かにすることを狙ってのことで、草生栽培とも呼ばれています。夏場の土壌の乾燥を防ぎ、水分の枯渇により梅の実に起こる陥没症の防止にもなるとも考えています。梅の実の皮まで安心して食べられるよう、このような栽培を続けています。

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