梅の実の時間経過による重量変化について(参考までに)
2025/07/10
青梅をご注文いただきましたお客様より、商品の重量についてお問い合わせをいただきました。そこで、収穫した青梅を5日に渡り重量を計測する実験を行った次第です。保管場所は、屋内の風通しの良い涼しい場所で新聞紙をかけた状態です。

収穫した青梅(約1キロ)の重量変化。いずれの日も正午に計測。
6月18日早朝収穫 1002g
6月19日   946g 1日後 56g減少(前日比-56g)
6月20日   895g 2日後 107g減少(前日比-51g)。
6月21日   857g 3日後 145g減少(前日比-38g)
6月22日   834g 4日後 168g減少(前日比-23g)
6月23日   801g 5日後 201g減少(前日比-33g)
 
この結果をもとに試算しますと、たとえば青梅2キロの商品であれば、配送日に1日かかるケースの到着日には112g減少することになります。2日後には214gが減少。もちろん、この数字は収穫時の気象や収穫後の環境などによって変化すると考えられます。
また、収穫直後の新鮮な状態からの減少が最も顕著だということがわかります。新鮮さを失った梅ほど、重量の変化は少ないものです。
生き物である梅の実(青果)については、自然現象としてこのような重量変化が起きます。梅を保管、追熟する場合にも同様の変化が起きることをご承知おきください。
当園では早朝に収穫した梅の実をその日のうちに出荷し、より新鮮な状態で届けるように努めています。出荷の際は袋詰めの前とあと、2度にわたって既定の重量を上回る量であるか計量を行っています。また、梱包後に、さらにもう一度確かめてから出荷するようにしています。
ご理解のほどよろしくお願いします。

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