みずき自然農園の投稿一覧

梅仕事はお済でしょうか?
我が家は先日、天日干しを済ませ、梅干しができあがりました。
梅シロップは青梅でつくるものと思っていましたが、初めて試した熟梅の梅シロップは、果汁がじゅうぶんに出た上、青梅とはまたちがう風味とまろやかさで衝撃を受けました。暑いなかでの農作業の後に飲む梅ジュースは格別ですが、冷えた梅ゼリーもいいものですね。お客様方の投稿にも多く見られるように、あらためて梅はいろいろな活用法があると感じています。

さて、今季、昨年を上回るご予約ご注文をいただき、誠にありがとうございました。ご注文いただいたすべてのお客様に、お約束通り当園の梅をお届けできたことが、なによりよかったと思っています。そのなかで新たな経験も多々あり、来季に生かせればと考えています。
今季は無事に梅を出荷できたのですが、実の生長が遅く、出荷のスタートがやや遅れ、6月中旬にかなりの量の梅が落下してしまう事態(風雨の影響、生理落果の可能性)が起きました。それを踏まえ、来季は梅の木の負担を減らすべく、もう少し早めに出荷できるような工夫をしたいと考えています。もちろん自然相手ですし、余計なこと無理することなく、基本的な栽培方法は変えずに行います。
現在は梅の木の夏剪定を進めているところです。
園内に設置した巣箱では、ニホンミツバチの巣が順調に育っています。彼らが梅畑で越冬し、来春、梅の受粉にひとやく買ってくれることを大いに期待しています。
また、新たな農地を現在、開拓、再生中です。
来季の梅シーズンもどうぞよろしくお願いします。

みずき自然農園
園主 はらだみずき
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青梅をご注文いただきましたお客様より、商品の重量についてお問い合わせをいただきました。そこで、収穫した青梅を5日に渡り重量を計測する実験を行った次第です。保管場所は、屋内の風通しの良い涼しい場所で新聞紙をかけた状態です。

収穫した青梅(約1キロ)の重量変化。いずれの日も正午に計測。
6月18日早朝収穫 1002g
6月19日   946g 1日後 56g減少(前日比-56g)
6月20日   895g 2日後 107g減少(前日比-51g)。
6月21日   857g 3日後 145g減少(前日比-38g)
6月22日   834g 4日後 168g減少(前日比-23g)
6月23日   801g 5日後 201g減少(前日比-33g)
 
この結果をもとに試算しますと、たとえば青梅2キロの商品であれば、配送日に1日かかるケースの到着日には112g減少することになります。2日後には214gが減少。もちろん、この数字は収穫時の気象や収穫後の環境などによって変化すると考えられます。
また、収穫直後の新鮮な状態からの減少が最も顕著だということがわかります。新鮮さを失った梅ほど、重量の変化は少ないものです。
生き物である梅の実(青果)については、自然現象としてこのような重量変化が起きます。梅を保管、追熟する場合にも同様の変化が起きることをご承知おきください。
当園では早朝に収穫した梅の実をその日のうちに出荷し、より新鮮な状態で届けるように努めています。出荷の際は袋詰めの前とあと、2度にわたって既定の重量を上回る量であるか計量を行っています。また、梱包後に、さらにもう一度確かめてから出荷するようにしています。
ご理解のほどよろしくお願いします。
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