長野県 安曇野市
信州安曇野 フレンドファーム
福嶋宏史
ー 家族のように、果物を届けたい ー
「息子さんの代になるまで、応援させてください」
そんな言葉を、お客さまからいただくことがあります。
果物を通して、家族や親戚のように思いを寄せてくださる方が
全国にいること。
それが、私たちの何よりの誇りです。
食べることが大好きな夫婦と
すくすく育つ真っ只中の子どもたち。
毎日の食卓で、果物ひとつで空気がやわらぐ瞬間を
私たちは何度も見てきました。
だから私たちは
**「売るための果物」ではなく
「記憶に残る果物」**を育てています。
ー 果物の成長は、子育てとよく似ている ー
果物を育てていると
子育てと似ていると感じることがあります。
手をかけすぎてもいけない。
放っておいても、育たない。
天気も、成長の早さも、
こちらの都合では決められません。
できるのは
環境を整え
その力を信じて待つことだけ。
子どもたちと果物。
私たちは
同じ目線で向き合っているのかもしれません。
果物にも、出来不出来があります。
形がそろったもの
少し傷がついたもの
大きさがまちまちなもの。
市場では「良品」「格外品」と分けられる世界ですが
時間と愛情をかけて育った果物は
私たちにとって、どれも同じように愛おしい存在です。
安曇野の寒暖差の中で育った果物は
同じ品種でも、毎年少しずつ表情が違います。
子育ても、きっと同じ。
比べるものではなく
それぞれに価値がある。
私たちは、そんな想いで畑に立っています。
ー ゼロから始まった、私たちの畑 ー
実家は非農家。
荒地を開墾し、ゼロからの就農でした。
大学時代に参加したアメリカ農業研修で出会ったのは
農業に誇りを持ち
人生として農業を楽しむ“ファーマー”たち。
「この生き方を、日本でやりたい」
そう思ったことが、すべての始まりです。
東北大震災やコロナ渦で
時代は揺れ
技術は大きく進みました。
でも
「食」は人の希望の根っこ。
だから私たちは
果物づくりという仕事を
これからの時代にこそ光るものとして
未来へ手渡していける仕事として
まっすぐ続けていきたいと考えています。
ー 苗を植えることは、未来への希望を植えること ー
春。
園主は毎年、「希望の苗」を土に預けます。
それが、一年でいちばん好きな時間です。
野菜と違い、果物は毎年実る。
そして、年ごとに成長していく。
苗を植える時間は
「未来への希望を土に預ける感覚」に近い。
今年だけでなく
10年後、20年後の景色を思い浮かべながら
今日も畑に立っています。
振り返ると
私たちがここまで続けてこられたのは
全国にいるお客さまの存在があったからです。
あたたかな言葉や応援が
光となり、栄養となり
私たちを育ててくれました。
だからこれからは
私たちが果物を通して
今日を生きる人へ
そして、これから出会う誰かの未来の食卓へ。
そっと、エールを送りたいと思っています。
ー 子育てと同じように、のびのび育てる ー
私たちの畑では
木と木の間隔を広く取り
一本一本がのびのび育つ栽培をしています。
効率よりも、健やかさ。
即効性よりも、積み重ね。
有機質由来の肥料や
地域資源を活かした循環型の土づくり。
派手ではありませんが
毎日食べて、体がよろこぶ味を目指しています。
ー ここは「買う場所」ではなく「帰ってくる場所」ー
畑は
子どもがのびのび遊び
人が集い、笑い合える場所でありたい。
ものを売るより
体験と時間を分かち合う農園でありたいと思っています。
果物を通して
家族のように心を寄せてくださる方々との輪が
少しずつ、静かに広がっています。
ー 子育て世代の方・子供達にエールを届けたい ー
果物は、つい後回しにされがちかもしれません。
でも
**子どもの記憶に残る「おいしい体験」**は、
一生の財産になります。
いつか大人になったとき
「子どもの頃に食べた、あのりんご」
そう思い出してもらえたら。
私たちは、それだけで幸せです。
必要な人に
必要な分だけ。
家族のような距離感で。
これからも
果物と一緒に
豊かな時間と希望を
届け続けていきます。
商品を気に入っていただけましたら
季節ごとに変わる当園の畑の様子も
また覗いていただけたら嬉しいです。
果物を通してつながったご縁が
いつか安曇野でお会いできる時間につながったら。
そんな日を、楽しみにしています。
詳細情報
経歴・沿革
2008 年 山梨県南アルプス市で国内研修(桃・ぶどう・柿など)
アメリカ コロラド州で農業研修(ワイングレープ・桃など)
2011年 安曇野市で国内研修(りんごなど)
2014年 新規就農
2019年 妻が販売担当として経営参画
2025年 3人の子育てをしながら、地元のマルシェや果物狩り体験など、子育て世代の親子を対象としたイベントに精力的に参加
メディア実績
2022年9月 長野放送「土曜はこれダネッ!」の信州農ライフのコーナーで取り上げていただきました!