
2013年に東京からぶどうの郷・山梨市牧丘町に移住しました。夫婦2人で試行錯誤しつつも、たくさんの仲間の手に助けられている、ぶどうを主に栽培する果樹専業農家です。
秋に路地栽培の巨峰とシャインマスカット。
通年で自園のぶどうを委託醸造したワインをお届けします。
また少量ですが、甲州百目柿を天日干しした枯露(ころ)柿を販売しています。
幸せな手で育まれるぶどうは、瑞々しくそのまま食べて美味しく。また、その楽しい記憶を持って美味しいワインになると信じています。
武田信玄公が陣中食として推奨して以来、今に伝承される枯露柿。ただ柿を干すだけでは出来えない手の温もりを感じて頂けると嬉しいです。
私達のぶどうやワインと枯露柿が、皆様の幸せな時間に寄り添えます様に。
わたしたちのこだわり

健全なぶどう
陽当たりが良く風が通る畑で、一房一房に雨除け傘かけと必要適期な消毒で、ぶどうを健全に育てます。
充分に美味しく熟したぶどうを収穫しています。

多様な生がある
夫婦2人の農家ですが、畑は多様な生が息づいています。
空からは虫や鳥が、大地からはふきのとう。時には大事なぶどうを盗食いする厄介な小動物も往来する自然豊かな環境です。

土作り
私達の畑は粘土質のかたい土壌です。
適度に水分を蓄え余分な雨は流れますが、大地を豊かにする微生物が活動するためには、空気を含んだ柔らかさも必要です。
肥料を与え土を耕し、除草剤は使わず草刈りをすることで、呼吸する大地になると思っています。

日日是好日
私達は必死に頑張ることはしません。ぶどうが健全に育ち美味しくなるために、農家として出来ることは精一杯努めますが、無理して背伸びはしない。その道のプロを頼り、応援を頼みます。
苗木は苗木屋さん。肥料は肥料屋さん。醸造はワイナリー。シーズン中のぶどうの手入れや収穫など手が必要な時には、仲間に声をかけます。たくさんの協力があって、日々楽しく笑っていられると思います。
たくさんの手の温もりが、皆様の笑顔の食卓につながることを願っています。