今年四月半ばころから平年よりも朝晩が涼しい日が多く、お茶の芽が出てから収穫までの時間が長くかかりました。
例年お茶摘みの頃は気温が25℃を超えてきてかなり暑く感じる中での作業となるのですが、今年は涼しくむしろ作業を終えると肌寒く感じるぐらいの気温でした。(最近もまだ気温が低めで、涼しい梅雨入りとなっています。)
新芽が伸びるのを待ちすぎると葉が固くなり味わいが落ちます。なので、ある程度の時期で摘むようになりますが、その分収量が少なくなります。特に、茎茶(かりがね)として出来上がったお茶は少なくなりました。そのためことしは特上の一種類だけの販売とさせていただきたいと思います。
今年も農薬や人工的な肥料を施さずに育てていますので、自然の味わいで楽しんでいただけたらと思います。