大和川ファームの投稿一覧

今日でちょうど200枚
残りは64枚となりました。
植え付けは昨日からミルキークイーン、虹のきらめきを挟み再びコシヒカリの植え付けが始まりました。

今年のミルキークイーンは過去最多面積の4.2ha田んぼ18枚分となりました。
この6年で7倍の拡大となります。

米の取引価格について少し面白いところがあり良食味とされる品種よりも汎用性がある品種の方が全農などでは高値で取引される傾向があります。

ミルキークイーンという品種は餅米の特徴もあわせ持っていることもあり食感に人気がありますが飲食店などで広く取り扱いはされにくい品種。
つまり、出口がそれなりに決まってないと作りにくい品種でもあります。

近年では大和川のミルキークイーンとして選んでくださっているお客様も増えており増産を行えるようになりました。

本年始めて植え付けを行った虹のきらめきは0.7ha
どのような立ち位置で売るかは決めきれていませんが食味についても評判は悪くない品種。
新たな定番品種となるよう栽培にも販売にも力をいれていきます。

｢田植え日より｣との言葉がありますが少し小雨が挟むくらいのこのくらいの天気の方が仕事はしやすいように思います。
大雨だとさすがに肥料が固まってしまうため難しいですが、かといって晴れていると苗も田んぼも枯れやすく調整が必要となりかえって難しい。

田植えは昨日をもって折り返し。
本日より国道を越えて豊川地区に入ります。
そろそろ田植えをしているのはうちだけになりそうですが残り128枚頑張っていきます。

全国新酒鑑評会金賞受賞とのことでおめでとうございます。
そして昨日、大和川ファームも無事酒米の作付を終えました。

昨年も鑑評会と同じ日に酒米の田植えが終わったのでほとんど同じペースのようです。

これでやっと1/3の田植えが終わりました。まだまだ先は長いです。

食用米の相場が上がるとされる中でも大和川ファームはうるち米と酒米の比率はほとんど昨年と同じ配分で栽培を行っています。
相場に左右されずに安定的に実需者へ供給する方針です。秋の相場は不透明ではありますが冬には美味しいお酒となるようしっかりと手を掛けて地に足をつけた米作りに励んで参ります。

畑や耕作放棄地となってしまった田んぼを再び田んぼに戻すことを復田と呼びます。
ここ数年の米価の下落と農家の高齢化にともない歯抜けのようになっていた会津の田んぼも全てではありませんが今年はみるみるうちに復活
ただし、それほど簡単な話ではありません。

大和川は今年は計4枚を復田
こちらの田んぼには立派な木まで生えており抜木からの作業。春先の一大作業のひとつでした。

田んぼになっていなかった場所は問題が往々にあり水が入りにくかったり土質に問題があったり土地の所有者が近所にいなかったり...
更に数年作付がないと水が抜けやすかったりトラクターが埋まりやすかったりと曰く付きな場所が多いです。
復田によりそれを10年単位の年月をかけて戻していきます。

冷静に考えれば私たちの作付はほぼ全てが貸していただいている田んぼ。
10年後もこの田んぼの作付を私たちが任されているとも限りません。戻したところで待っているのは豊作貧乏の可能性もあります。それでも地域全体となって戻していく。

食料の安定供給と地域の農業基盤を建て直すため日本中の多くの米農家は動いています。

昨日で最初の品種｢山田錦｣の植え付けが終わりました。
計画どおりの面積の植え付け
ひとまず安心です。
本日より2品種目のこがねもちの田植えが始まります！