大和川ファームの投稿一覧

田んぼや生活用水を流す用水路の土砂上げや草刈りを行う地域の協働作業のことを会津では【人足(にんそく)】と呼びます。
〜大和川さんは部落*の人間でないから水利代だけ支払っていればいいべ〜と言われている地域も多いのですがお声のかかる地域も増えてきています。

舞台田地域もその一つ。
この地域は記録を見返す限り27年前の創業時から耕作は行っているようですが実際に人足に参加するのは私が知る限りでは初めて。
大和川の人間もほとんどが喜多方の人間ではあるのですが人足という作業はそれだけ村の意識が強い作業と言えるかもしれません。

地域の担い手として認められ期待されていること感じ身の引き締まる思いです。
とはいえこの地域は回覧で一声かければ60人ほどが集まる地域。
まだまだ元気な部落の方々と共により良い農村を考えていきます。

*部落という言葉に差別的な意味が含まれる地域があることは承知しておりますが会津においては原義的な集落・ご近所と同義の使われ方をしています。

田植えをした直後は風になびかれて浮いてしまいそうであった苗も丈夫に育ってまいりました。
稲はすくすく育ち茎を次々と増やしてます。
間もなくミルキークイーンやコシヒカリは中干と呼ばれる水を落とす作業になります。
中干の意味合いは様々ですが主に茎の形成から穂の形成へと成長の切り替えることと秋先のｺﾝﾊﾞｲﾝの作業性を上げることが挙げられます。
この見極めも収穫量や食味などを左右する重要な作業。
しっかり時機を見て作業に取り組んでまいります。

土曜日の炎天下の中でようやく田植えを終えることが出来ました。
限定の販売のみとなりますが商品の再販も行っておりますのでご希望でありましたらお求めください。
なお商品につきまして4月と同じペースで売れますと2.5ヶ月分はございます。
大臣が変わる一方で機械代が3-5割値上がりされることが発表されたり、値上がりをしているのにもかかわらず日本人が例年より多くお米を食べていたり正直なかなか世の中の情勢を読むのは難しい状況ではありますが当分の間は値上げも値下げも考えておりませんので冷静に必要な際に必要な量をお買い求めください。

お世話になっております。
本日最後の種播きを終えました。
今年の苗箱は7200枚。膨大な量の種の芽出しが終わり安堵しております。
一方で本日から一部の田んぼで入水が始まりました。
まもなく代掻き。
来週はじめからは田植えが始まります。
6月2週まで休みなく続く田植え。こちらに集中するため本年は連休明けより一ヶ月余り新規の注文を止めさせていただきます。
再販は6/15頃を予定しております。
なお既に注文されている商品の発送や定期便注文分、5/6までにご注文頂いた商品につきましては予定通り発送致します。
ご不便をおかけし申し訳ありません。
よろしくお願い致します。