みかんの生理落果によって一定量のみかんがふるい落とされました。今年は「裏年」のため成ったみかんを例年以上に大事にして少しでも収量を増やしたいところですが、今度は人為的に実を落とします。その作業を「摘果」と言います。
「摘果」の目的の1つは、病虫害や傷果などの外見のよろしくないみかんや極端に大きかったり小さかったりするみかんを取り除いて品質を向上させることにあります。もう1つの目的は、「隔年結果」を避けるために来年に備えて成り過ぎの実を取り除いて木の負担を軽くすることです。
この「摘果」作業は6月末から収穫前までの約4ヶ月間続きます。作業自体が単調なのでほぼ何も考えずに作業をしていますが、猛暑のため熱中症寸前で意識がもうろうとして何も考えずに作業をしているときもあります。この大変さを軽減するために農薬の1種の「摘果剤」を部分的に使う農家さんもいます。「摘果剤」によって実を落とすというものですが、薬が効き過ぎると大変なことになります。我が家ではこの「摘果剤」は使わず、ひたすら手作業で1個1個の実を摘んで落とす作業を行っています。「テデトール」です。