みかん屋 ヤマダの投稿一覧

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 気付かないうちに立秋が素通りし、残暑というより一層の暑さが猛り続いていますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
 この時期の主要な作業は摘果です。過大、過小の実や傷果を整理し、木の負担を軽くするというものです。1個1個の実を確かめての手作業なので非常に手間がかかります。機械や薬品は使いません。「テデトール」です。
 決してやる気がないわけではありませんが、暑くて暑くてなかなか外に出られません。「熱中症警戒アラート」が発令される中、意を決して畑に行くと、体温をしのぐような熱風が吹いています。靴底から地温が伝わってきます。ミカンの実も柔らかく温かいです。水不足のミカンの木は蒸散を減らすために葉を丸めています。(ペコちゃんは体温を逃がすためにお腹を出し足を開いています。)体力の低下した木は生き延びるための落葉が見られます。ミカンの木にとってもこの猛暑は過酷なダメージとなっているようです。
 今年のミカンは異常高温のため生理落下が多く、実はかなり少なめです。そして、実が少ないのでサイズは例年に比べて大きめです。
 収穫まで残り3カ月余りとなりました。おいしいミカンをお届けできるように、熱中症には十分気を付けて摘果作業を進めながら、1個1個の実に「オイシクナーレ」と声をかけて園地を回りたいと思います。
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今シーズンも多くの皆様にブラッドオレンジをお買い求めいただきました。リピーターのお客様も多くいらっしゃいますが、それ以上に初めてのお客様にもたくさんお買い求めいただきました。本当にありがとうございました。現在販売中の商品が最終となります。また、たくさんのコメントもいただき大きな励みとなりました。本当にありがとうございました。

柑橘農家の仕事のピークは11月から12月の収穫、選果、出荷が重なる時期ですが、春、夏、秋、冬のそれぞれにやるべき仕事があります。言うならば1年中忙しいということです。(嬉しいやら、悲しいやら)剪定作業を進めなくてはいけない時期ですが、今は改植の作業を進めています。老木だった「青島」から極早生「ゆら」に植え替える作業を行っています。重機のユンボも所有していますので、すべてを自分たちで行います。これから5年後の収穫を目指してお世話を続けていきます。この食べチョクでも販売させていただくかもしれません。その節にはよろしくお願いします。

我が家のペコちゃんは過去の野良ネコちゃんとの壮絶なバトル敗戦以降、もっぱら家の中で過ごす生活を送っています。しかも寝て過ごす生活です。四季折々家の中の過ごし易い場所を選んで寝ています。窓際で寝るときは、レディでありながらほぼおっさん状態で春の陽気を満喫しながらくつろいでいます。クークーと寝息を立てながら寝ています。時々大きなあくびをして驚かせます。

以上、近況報告です。
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この投稿をした生産者

静岡県 浜松市浜名区三ヶ日町

みかん屋 ヤマダ