西川農藝の投稿一覧

昨年の春から企画していながら、農作業の繁忙期に突入してしまい、その後ははと麦の商品開発の苦戦で塩漬けになってしまっていたが、先週からはと麦全粒粉の販売を開始することができたので塩漬け企画を復活して取り掛かります。

企画の中身はごまのパウダー化。

ごまと言ってもただのごまではない、平たく言うとごまの油の搾りカス、「油カス」。(画像は昨年末くらいに黒ごまで一度試作したもの)

しかし、油カスだと侮るなかれ‼️

まず、脂質が抜けたごまはタンパク質と食物繊維のかたまり。
日本標準食品栄養成分表をもとに試算すれば100g中、タンパク質40g、食物繊維25g。
家畜による環境への不荷が明らかになるにつれ注目される代替タンパク質の中でもごまは注目度が高く国連もごまを推奨している(と何かで読んだ記憶がある)。

加えて、セサミン、セサモリンなどの機能性成分は脂溶性のためごま油中に移行している。
しかし、少なからず油カス中にも残っているし、やはりごま特有の物質で最近その生理活性効果が明らかになるにつれ注目度が高まっている水溶性のセサミノール配糖体は丸々残っている。

もちろん、ごまを丸ごと食せば良いだけの話ではあります。
しかし、ごまは種皮が硬く消化が良くない。パウダーならより消化しやすい形態になる。
ごま丸々をすりゴマにすれば消化は良くなるかもしれないが、すりゴマの欠点は表面面積が増え油脂分が空気に曝されることから酸化してしまい、栄養的にも風味的にも劣化してしまう。
しかし、油カスならそもそも油脂分がほとんどないので酸化の心配なし。
油脂分が約半分のごまをダイエットの観点から避けたい人もいるかもしれないですし。

ということでごまの油カスは決して侮ってはいけないものなのです。
ごまのオカラと言っても良いと思います。
海外では既に商品化もされているようです。

ごまの油カスをはと麦同様パウダー化して毎日気軽に摂取できるような形の食品として販売したいと考えています。

是非とも、ご期待ください‼️


はと麦のように苦戦しないことを祈るばかりです。。。
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皆さんは最も体に良い油といえば、どんな油を思い浮かべますか?
オメガ3のえごま油やアマニ油、
地中海ダイエットのオリーブオイル、
脂肪の分解が早いMCTオイル、
といったところがよく取り上げられる候補ではないでしょうか。

あくまで一つの意見ではありますが、画像に示す通り菜種油こそが一番であると主張している書籍があります。初めてこのランキングを見た時、油屋の端くれとしてはちょっと驚きました。
菜種油が一番などというランキングはこれまで見たこともありません。

しかし、ちょっと上から目線で恐縮ですが、なかなか良い所に目を付けるじゃないか、とも思いました。
なぜなら、菜種油のオメガ3・6・9・飽和脂肪酸のバランスが比較対象となりえる油が他にないくらい抜群に良いからです。
厚生労働省が推奨する脂肪酸バランスというのがありまして、画像みたいなグラフにすると菜種油のバランスと凄く近似します。しかも、現代人の食生活により適したバランスなんです。
なので、このランキング1位には我が意を得たりとも思いました。

とはいえ、私個人として菜種があらゆる油の中で一番だと主張したいわけではありません。
どういう方向からみるかで一番は変わると思いまし、個人の好みや体質によって変わると思います。
あくまで脂肪酸バランスという視点でみると菜種油は抜群の1位という話なんです。

お料理や気分に合わせて油を選んで最終的にバランスが取れていれば良いことだと思います。
ただ、油を複数使い分けるのは面倒だから油は一種類で充分ということであれば菜種油はベストかもしれません。

油を選ぶ際には脂肪酸バランスのことも少し考えてみていただけると良いかもしれません。

因みに、厚生労働省が推奨するバランスは以下の通り、
オメガ3: 6% 現代人は不足気味
オメガ6: 24% 現代人は過剰摂取気味
オメガ9: 40%
飽和脂肪酸: 30% 現代人は過剰摂取気味
中でも、必ず食品から取り入れる必要があり、欠乏すれば障害も出る必須脂肪酸のオメガ3と6のバランスはとても重要だとされています。

資料: 週刊文春老けない最強食 (文春MOOK) 笹井恵理子 著

夏は農作業で疲れ果てて本を読む気力もないので、冬は大事な読書の季節です!
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ご注文が重なったためえごま油の一時的に配送日時指定を不可としておりましたが、昨夜日時指定負不可を解除いたしましたので改めて配送日時の指定できるようになりましたことをご案内いたします。
日時指定不可とさせていただきました期間にご注文いただきました皆様には大変ご不便をお掛けし申し訳ございませんでした。

画像は本日瓶詰前のえごま油の品質確認の様子です。
日本では一般的に油の状態の確認を酸値と過酸化物価という指標で確認します。

それぞれをリトマス紙の要領で色の変化で酸化(劣化)の進み具合を確認するのですが、
色の変化を確認できません!=酸化(劣化)を確認できません!
左が酸価、右が過酸化物価です。

スプーンにとったえごま油を口に含んで風味も確認します。
酸化によるえぐみや生臭い匂いはなく、円やかなお味です。

栽培→収穫後処理→保管→製油の全ての過程が非常に良い状態であったことを示していて、
これまでの苦労が報われているようでとても嬉しいです。
今回の生産分だけが良いということでなく、令和3年産を搾り始めた昨年10月からずっとこんな感じ。

実は、令和3年は豊作で計画より15%ほど収量も多く、加えて歩留りも例年より15%ほど良いです。
令和3年は収量・歩留り・品質の3要素が満たされた稀有な年だったようです。

えごま油スプーン1杯の健康生活始めてみませんか?
酸化して生臭くクセのあるえごま油が理由でえごま油スプーン1杯の健康生活に挫折してしまった皆様、ご覧の通り酸化していません。改めて再開してみませんか?

皆様のご注文をお待ちしております!
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この投稿をした生産者

鳥取県 倉吉市

西川農藝