スギ花粉の飛散が始まったようですね、対策はされていますか?
2024/02/11
天気予報によれば今週はかなり暖かくなるとのことでとてもありがたいことです。
しかしながら、そんな予報のあとには必ずスギ花粉が飛散する時期です。花粉症の人は対策しましょうと続きます。

花粉症などのアレルギー対策にはえごま油が有効と言われています。実際、ネットで「えごま油、花粉症」で検索するとたくさんヒットします。

主要成分であるオメガ3脂肪酸に加えてえごま油に含まれる微量成分のロズマリン酸にも体内の炎症を抑える働きがあり、Wの力でアレルギー対策に有効と述べられていることが多いようです。

ここからは花粉症ではありませんが、同じアレルギーという共通項を持つ元喘息持ちの個人的体験談です。

10年ほど前アレルギー性の喘息と診断され、月一の通院と薬を服用していました。
時折やってくる喘息の発作は本当に辛く、コロナで呼吸困難になっている海外の人達の映像などを見た時も決して他人事には思えませんでした。

しかし、ここ7〜8年は辛い喘息の発作もなく、病院通いも薬の服用もしていません。
ではその間に何か対策したかというと特にはありません。

ただ、自分自身のアレルギー性喘息の対策として意図することもなく、自分自身がえごまを栽培するようになり、そして、えごま油を搾るようになり、毎日欠かさずスプーン1杯のえごま油を摂取するようになったこと、くらいしか理由が見当たりません。

10年ほど前は東京でのデスクワークから故郷の鳥取にUターンし農業を開始した頃で環境が激変した時期でした。
というと、恐らく鳥取に戻って農業を始めたことが喘息が治った理由ではないかと思われるのではないでしょうか。

しかしそうとも言えません。何故なら、東京にいた頃、時折強い咳に悩まされることはありましたが、喘息の症状が出るのは夜中ということもありお医者さんの診断は受けていませんでした。

鳥取に戻り、東京にいた頃に経験した以上のキツイ発作が続き、このまま放置するのは良くないと思い病院に行ったところアレルギー性の喘息であるとの診断を受けました。そして、病院に通院し、薬を服用するようになりました。

Uターン後の最初の年は県立の農業大学校に通っていましたし、2年目からえごまの栽培を始めましたが、油になるのは収穫した秋以降です。つまり、最初の2年はえごま油とは接点はありませんでした。

その後、えごま油を毎日スプーン1杯摂取するようになり、発作もなくなり、担当医からももう通院も薬も必要ないとのお言葉をいただき現在に至ります。

こんな体験が個人的にあるので、えごま油はアレルギーを原因とする花粉症に有効であるという説には一定の確信のようなものがあります。

花粉症でお悩みの方は一度えごま油をお試しいただくのも良いかと思います。

ご参考までに。
西川農藝

昨日の投稿に関してご質問をいただきました。

「えごま油を摂取するようになってからすぐ喘息の症状は消えましたか?」というご質問でした。

すいません、残念ながら正確な記憶はありません。

鳥取にUターンしてからを時系列で考えると、
1年目: 酷い発作が続き病院へ行くとアレルギー性喘息の診断を受ける。月一の通院と薬の服用を始める。
2年目: 通院と薬の服用を続ける。時折、発作がある。えごまの栽培を開始し恐らく年末くらいからえごま油の摂取を始める。
3年目: 発作が出ることもなく経過観察のための月一の通院は継続するものの薬の服用もサボるようになる。夏頃、担当医より通院も薬の服用も必要なしのお言葉をいただく。なぜかお言葉をいただいた時の診察室の状況は覚えてます。陽がサンサンと注ぎ私は半袖のポロシャツでした。ですので、夏だったのは間違いないです。

専門家は大体えごま油を3ヶ月継続すればオメガ3脂肪酸不足により崩れたバランスが徐々に改善されるというようなことが言われるので、私の体験は概ね専門家の言に沿っているように思われます。

ご参考までに。

この投稿をした生産者

鳥取県 倉吉市

西川農藝

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