自然栽培実践者としては見逃せない「腸」、「微生物」、「土」という気になる単語がタイトルに並ぶ“腸と森の「土」を育てるー微生物が健康にする人と環境　(桐村里沙著　株式会社光文社発行)“という書籍を読みました。

えごま油を召し上がる際、朝食にヨーグルトと一緒にという方が多いと認識しています。
その召し上がり方は色々な意味でとても良い方法だと思われます。

数行ですが同書にて具体的に特定の油(脂肪酸)と腸内最近について触れられている箇所があり、「オメガ3脂肪酸は腸内のビフィズス菌や乳酸菌や痩せ菌の一種を増やす」とあります。

ビフィィズス菌や乳酸菌というとヨーグルトが思い浮かびます。
ヨーグルトで摂り入れたビフィィズス菌や乳酸菌、痩せ菌の一種がえごま油を摂り入れることでより増えるのではないかという仮説が設定できます。

さらに、日本脂質栄養学会のHPには、オメガ3脂肪酸を夕方よりも朝摂り入れると、より効果的に血中の中性脂肪をと低下させる作用があると紹介されています。ヨーグルト中の中性脂肪が気になる人にいいかも。

同じく同学会のHPでは、オメガ3脂肪酸を多く摂り入れている人は骨密度が高いと紹介されています。ここからは推測ですが、カルシウムの消化などの過程をオメガ3脂肪酸が助けているのではないか？と考えられるかも。ヨーグルトにはカルシウムが多く含まれてます。

またNIPPNさんのHPによれば、オメガ3脂肪酸には体内時計を調整する力が強いと記載されています。

これらの話を総合すると、朝食にえごま油とヨーグルトは金！？だと考えられるのではないでしょうか？

気になる方は直接書籍や日本脂質学会HPやNIPPNさんHPを覗いてみてください。
色々と勉強になって面白いですよ！

尚、それぞれの紹介文ではえごま油ではなく、魚の油と記載されたりしているものもありますが、えごま油の成分の一部が人間の身体の中で魚の油(EPA・DHA)に変換されるので魚の油をえごま油と考えて差し支えありません。

画像はヨーグルトとえごま油にバナナも入れてます。

朝のえごま油は金！

朝のえごま油とヨーグルトはもっと金！

えごま油は乳酸菌とビフィズス菌と痩せ菌を増やす！

えごま油と中性脂肪脂肪

えごま油と体内時計

えごま油と骨密度

えごま油と時間帯栄養学

鳥取県倉吉市

西川農藝