

私たちは、循環農業で飛騨牛の仔牛、お米、飛騨伝統野菜飛騨紅カブを生産している会社です。
私たちは、循環農業で飛騨牛の仔牛、お米、飛騨伝統野菜飛騨紅カブを生産している会社です。
有機肥料100%、農薬は基準値の1/3、飛騨牛を使ってしっかり土作り、昔ながらの循環農業でしか作れない味、飛騨う米は、そんなコシヒカリです。
夏は30度、冬はマイナス10、一晩で30センチ位降る雪、一分も手を入れていられない、つめたーい水、元気に光を照らす、おてんとさん、田んぼを覗くと多様な水中生物、ひだ高山の自然が、飛騨う米を育ててくれました。2020,10,29,食味コンクールで、三年連続特別優秀賞をいただきました。
今から71年前、私の父は現在の岐阜県下呂市から、ここ岐阜県高山市上野町に開拓者として二十歳で入植しました。
生まれ故郷の土地を売り、ここ上野町に1haの土地を買い大きな夢を持ち、毎日母や一緒に来た開拓者仲間と共に水路をつくり、水田を開墾したと聞きます。
当時は、作業効率のいい農機具や化学肥料、農薬もない時代。父は牛を使い田を耕し、牛の堆肥で土を肥やし、稲作をして米を作り売り、家族を養ってくれました。
これが「飛騨う米」の原点です。
今では牛、米、野菜と農業は分業化され、昔ながらの当たり前だった循環農業はどこを探してもありません。
私が父の後継になったのも、父の米がおいしく、私の子供が生まれたら、この安心安全なお米を作り食べさせたいと思ったからです。
飛騨牛の完熟堆肥を使い有機肥料100%にし、農薬は極限まで減らし、大自然豊かな乗鞍山系の夏でも冷たい水、この安心安全という証拠、岐阜県GAPを取得しました。
米は一年一作、今年で71回目の米作り。
開拓者の誇り、それが「飛騨う米」です。