2025/3/2 リグニン堆肥vsセルロース堆肥
2025/03/02
\\土作りや作業風景公開!!//
@ototanu._.ninjin

こんばんわ
お疲れさまです!

今日は堆肥の素材による土の団粒構造
の違いを実験しました🫡

堆肥には種類が色々あって
大体が‥
🟠動物のフン💩
🟠植物🪴
を混ぜて作られています

その中でも今回は動物のフンでは無く
混ぜている植物に注目しました

堆肥に入っている植物でよくあるのは
🟢籾殻
🟢藁
🟢おが粉
だと思います

そして植物はざっくり言うと
下記の有機物の集合体です
🟡セルロース
🟡ヘミセルロース
🟡リグニン

これらは植物細胞を構築している
有機物で建物に例えて言うと‥

柱になっているのか
「セルロース」 

柱を束にしているのが
「ヘミセルロース」

周りのコンクリート壁が
「リグニン」

と言う感じです

そして、植物によって上記の構成が
少し違って来ます

籾殻
→セルロース50%
→リグニン20%

おが粉
→セルロース50%
→リグニン35%

→セルロース45%
→リグニン25%

この中ではおが粉(バーク堆肥)が
一番リグニンが多い事がわかります

一旦、上記の事を置いておきます

土作りで大切な事は何?
と良く色んな所で聴きます

土作りとは如何にして土の団粒構造
を作っていくか?だと思ってます

じゃ、団粒構造はどうやって作られて
いくか?ですが

団粒構造は
「腐食」+「鉱物の成れの果ての粘土」
+「微生物」
で構成されています

この腐食と言うものは
「フェノール」+「カルボン酸」
が出来ており、これらが固まって
大きくなったのが「リグニン」です

と言う事は‥

リグニンが多い物を土に投入して
微生物によって分解させ腐食を増やし
団粒構造をより早く作って行く

これが土作りを加速させる方法の
1つだと思っています

実際にリグニンが多い有機物の方が
より団粒構造が発達していると
実感してます
※あくまで個人的な感想

じゃ、リグニンが多い物をたくさん
入れたらええやん!
と思いますが、このリグニンが
中々使いづらい‥

良く分解させないと植物の発芽不良
起こしたり、窒素飢餓になり
上手く植物が育たない事があります

そこは上手く微生物をコントロール
する事で分解を促進させる事が出来れば
デメリットはカバー出来ると
思ってます!

なので、今回実験としてどれだけ
有機物を入れても大丈夫か?
を実験しています🫡✨

最終的には‥
リグニンが豊富な有機物を如何に
して分解して 
どれだけ畑に入れれるか?勝負🔥
になると思ってます🤙

毎年コツコツ実験を重ねて
少しでも土作りを加速させて
良い土作りをして行きたいです♪

この投稿をした生産者

岡山県 岡山市北区御津

おとなしいタヌキ農園

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