お得意様メッセージの更新
2022/11/10
お客様各位
いつも大変お世話になっております。
メッセージを更新しております。時間のある時にお読みください。
今回はSDGsと減農薬についての取り組みです。
ヒントは添付の写真です。
何か解りますでしょうか?
ぷうちゃん

肥料が発酵してるのかな?

田口農園 徳島

ぷうちゃんさん、こんにちは。連絡ありがとうございます。
燻炭を作っております。2枚目の写真が燻炭の出来上がり品です。
素材は籾殻です。

ぷうちゃん

燻炭ですかぁ~土に撒く肥料になるのですか?手作り素晴らしいです!

田口農園 徳島

燻炭の特徴や効能は、
泥はねを防ぐ
雨が降ったときや水やりをしたときに、水が土から跳ね上がり葉の裏に付きます。
この泥はねにより、土に含まれる細菌が植物に付着して病気になってしまいます。
下葉が病気になっているのは、泥はねが原因のことがほとんどなのです。
燻炭を植物の下にまいておくと泥はねを防ぎ、病気を予防してくれます。

保水性・通気性がよくなる
くん炭は大きさがあり水の吸水力がいいため、土に混ぜて使うことで保湿性があがります。
またすき間ができることで通気性もよくなり、植物の根腐れや水切れを防いでくれる効果も。
乾燥した土壌に使うことで、土壌の水分調整をすることもできます。

pHをアルカリ性にできる
くん炭のpHはアルカリ性なので、くん炭を撒くことで酸性の土壌を中和することができます。
日本の土壌は、酸性の土壌が多いのが特徴。
植物によって酸性を好むもの・アルカリ性を好むものとそれぞれですが、ほとんどの植物は中性が適正なpHです。
そのため酸性に傾いた土壌に撒くことで、pHを調節し植物が育ちやすい土壌を作ることができます。

微生物の活動が活発になる
くん炭の表面には小さな穴が無数に空いていて、微生物が住みやすい環境を作っています。
土壌に微生物が繁殖することで、植物によい影響を与える、病気になりにくい土壌が作られます。
微生物がたくさんいる土壌では栄養分が植物に行き渡るため、甘みのある野菜が収穫できるという効果もきたいできます。
美味しい野菜を作るために、微生物は欠かせない働きをします。
くん炭は土壌の活動を活発化させる効果もあるので、やせた土地にも有効なのです。

このようなことから、田口農園では作物を作る前に「土を作る」こと。「土壌を肥やす」ことで健康的な野菜作りに取り組んでおります。

この投稿をした生産者

徳島県 三好郡東みよし町

田口農園 徳島

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