進む着色!けれど中身はまだこれから。
2025/07/23
昨日、風に煽られて外れかけた傘紙を、いつものように直していたときのことです。
ふと目に入った袋の内側が、うっすらと黒く染まって見えました。
袋を一つ開けてみると、中から現れたのは、すでに色づいた巨峰の房でした。
2枚目の写真は、2020年7月15日に撮影した同じ時期の巨峰です。
まだ粒の多くは緑色で、ようやく色づきが始まった段階でした。
それに比べて、今年の進み方はこの猛暑の中でまさに“異例”と言えます。
7月上旬の猛暑、そしてその後の愚図ついた天気と降雨が交互に訪れたことで、
着色が一気に進みやすい条件が重なったのだと思います。
果皮の軟化、昼夜の寒暖差、湿潤な空気──
それぞれが絶妙に噛み合い、「着色スイッチ」が早い段階で入ってしまったような印象です。
ただ、色が来たからといって、すぐに収穫できるわけではありません。
むしろ、ここからが本当の勝負どころです。
見た目の仕上がりと中身の熟度(糖度)とのバランスを見極めることが、
そのまま今年の出来栄えを決める大きな鍵となります。
ふと目に入った袋の内側が、うっすらと黒く染まって見えました。
袋を一つ開けてみると、中から現れたのは、すでに色づいた巨峰の房でした。
2枚目の写真は、2020年7月15日に撮影した同じ時期の巨峰です。
まだ粒の多くは緑色で、ようやく色づきが始まった段階でした。
それに比べて、今年の進み方はこの猛暑の中でまさに“異例”と言えます。
7月上旬の猛暑、そしてその後の愚図ついた天気と降雨が交互に訪れたことで、
着色が一気に進みやすい条件が重なったのだと思います。
果皮の軟化、昼夜の寒暖差、湿潤な空気──
それぞれが絶妙に噛み合い、「着色スイッチ」が早い段階で入ってしまったような印象です。
ただ、色が来たからといって、すぐに収穫できるわけではありません。
むしろ、ここからが本当の勝負どころです。
見た目の仕上がりと中身の熟度(糖度)とのバランスを見極めることが、
そのまま今年の出来栄えを決める大きな鍵となります。