陽だまりの里 足立柿園の投稿一覧

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陽だまりの里 足立柿園では、浜松で次郎柿や太秋柿を育てています。

今日は柿の果樹園に牛ふん堆肥をまきました。
写真は牛ふん堆肥を園地の木々の根元にまいている様子です。

この牛ふん堆肥、実はとっても重要な役割を果たしてくれます。

まずひとつは、土をふかふかにしてくれること。
堆肥をまくことで、地中に空気が入りやすくなり、根がのびのびと広がっていける環境になります。
これによって、柿の木がしっかりと栄養を吸収し、元気に育つ土台ができます。

また、堆肥は微生物たちにとってのごちそうでもあります。
微生物が活発に働くことで、土の中の栄養がじわじわと分解されて、柿の木にとって吸収しやすい形に変わっていきます。
つまり、牛ふん堆肥は自然の力でゆっくり効いてくる肥料になります。

そしてもうひとつ、堆肥には土の保水力を高める効果もあります。
雨が降ってもすぐに流れず、乾燥しても水分を保ってくれるので、夏の暑い時期や雨の少ない季節でも、木がストレスを感じにくくなります。
土がよくなれば、木が元気に育ち、実が大きく甘くなる。それが秋の美味しい柿へとつながっていきます。

手間はかかりますが、こうした地道な作業が果樹園の1年を支えています。
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陽だまりの里 足立柿園は、浜松で次郎柿の栽培と販売を行っている柿農家です。

今回は、新入社員研修で聞いたアンケート結果について、研修の内容をご紹介します。

今年の研修で「良い会社とはどんな会社ですか?」というアンケートを取ったそうです。

新入社員の回答は、「人間関係が良い会社」と並んで「社員を大切にする会社」という答えが多かったそうです。
それ自体はまっとうな意見だと思います。でも、「社員を大切にする会社ってどんな会社?」と聞くと、
「平等に評価してくれる会社」「社員の意見が通る会社」という答えが出てきたそうです。

それを聞いて皆さんは、「それって本当に“良い会社”なの?」と疑問に思いませんか?

たとえば、同じ時間内にのんびりと5の仕事をする人と、頑張って12の仕事をする人がいて、
そのどちらも同じように“平等”に評価される会社が、本当に“社員を大切にしている”と言えるのでしょうか?

一生懸命やっている人がちゃんと報われる。
会社を大切にしている人が、会社からも大切にされる。
それが本来の「社員を大切にする会社」なんじゃないかと思います。

また「社員の意見が通る会社」が良いという声もありましたが、意見を通すというのは、
責任を持って決断するということです。経営者は、うまくいかなかったときの責任も背負って意思決定をしています。

会社の仕組みも知らず、経営の経験もないまま、
「こうしたい」「ああしてほしい」と希望を並べるだけでは、単なるわがままとも受け取られかねません。
それでも通る会社が「良い会社」なのか、少し立ち止まって考えてほしいのです。

もちろん、新入社員の方たちが悪いと言っているわけではありません。
ただ、社会に出てすぐ「思っていたのと違う」と感じてしまう前に、
「会社で働くとはどういうことか」を少しでも知っておいてもらえたら、お互いにとってきっと良い時間になるはずだと思いました。

新入社員のうちにこうした学びを得る機会は必要だなと改めて感じた内容でした。
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陽だまりの里 足立柿園は、浜松で次郎柿の栽培と販売を行っている柿農家です。

今回はちょっと柿とは離れて、当園が参加している「新入社員研修」についてご紹介します。

小さな会社では、新入社員が1人だけ…ということも多く、社内でしっかりとした研修を行うのが難しい場合があります。そこで私たちは、他の企業さんと協力して、合同の新入社員研修を実施しています。

人数が集まることで、専門の講師の方にお願いできるようになり、研修の内容もぐっと充実します。
さらに、同じ時期に社会人になった仲間とつながることで、会社の垣根を超えた“同期”のような関係が生まれることも期待しています。

今年は当園に新入社員がいなかったため参加しなかったのですが、研修に参加した方からお話を聞く機会がありました。

今年の研修では、社会人としての基本的なマナーや仕事への向き合い方に加え、テーブルゲームやワークショップを通じて、チームで協力して成果を出すことの大切さを学ぶ時間もあったそうです。

普段の仕事の中では気づきにくいことや、先輩からはうまく伝えきれないことも、こうした場では自然と身につけることができます。やっぱり、こういった経験って大事ですね。

参加したみなさんが、それぞれの職場で力を発揮してくれることを、心から願っています。
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