陽だまりの里 足立柿園の投稿一覧

こんにちは、陽だまりの里 足立柿園です。
浜松市で次郎柿と太秋柿を栽培している柿農家です。
秋には倉庫前で直売所を開き、ネットでも柿を通販をしています。

さて、皆さんは足立柿園の2月のブログを覚えていらっしゃいますか?
今年の2月に、新しい太秋柿の畑に苗木を定植したことを記事に書きました。
(ブログはこちら →
https://adachi-kakien.com/news/jirokaki/3395/

その畑の太秋柿の苗の一部が、どうも様子がおかしいのです。
本来ならどんなに遅くても5月頃には枝から芽が出てくるはずなのに、なかなか出てこない。
中には、完全に枯れてしまっている苗木もありました。

「病気か?」「定植のやり方がまずかったのか?」
いろんな可能性を考えて、一つひとつ検証してみたのですが、決定的な原因がつかめずにいました。

そこで先日、JAとぴあ浜松さんに協力をお願いして、植物の専門家の方に畑を見ていただくことになりました。

専門家の先生は、現場で苗を掘り起こしたり、枯れた苗を切って断面を観察したり、丁寧に調査してくださいました。
私からの話もじっくり聞いてくれて、現場検証を行っていきました。

そしてついに、導き出された答えは――

「苗の凍結」

改めて当時の浜松の天候のデータを見てみると、苗を植えた2月18日〜20日は、浜松市で今年いちばんの冷え込みだったとのこと。
定植時には苗の根っこを乾燥させないよう、水の入った桶に浸けておくのですが、
その水をたっぷり吸った苗が、寒波にあたって凍ってしまった可能性が高い、という見立てでした。

実際に切ってみると、苗の断面の中心が黒く変色していました。
これはやっぱり寒さによるダメージのサインのようです。

来年は定植の時期を少しずらすなどして、寒波のリスクを避けながら畑づくりをしていきたいと思います。
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こんにちは陽だまりの里 足立柿園です。静岡県浜松市で次郎柿と太秋柿を栽培している柿農家です。秋には柿の直売所を開いています。またネット通販もやっています。

昨日は農作業安全講習会に2名の社員さんが参加してきてくれました。
講習では草刈り機のメンテナンスの他、安全な草刈り機の使い方の講習をしたそうです。
安全な使い方は良い復習になったと思いますし、メンテナンスの仕方は実務に活かしていってくれると嬉しいです。
以下は講座を受けてくれた社員さんの感想文です。
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草刈り講習では、前半は座学で、後半は点検や、整備、草刈り機の実習でした。
前半の座学では草刈りをする上での服装、作業計画を立てる、刈り払い作業中の注意、草刈りの手順に関してを学びました

その中で今後に必要だと感じたのは、耳栓やイヤーマフ等耳を防護する物と、それに伴い作業する上での合図かなと思います。
ただ、耳栓をしてしまうと声で指示を出そうにも、耳が完全に聞こえなくなってしまうので、代わりに作業前に合図を決めることが大事になってきそうです。

実習では点検整備について学びました、主にマフラーの汚れ、燃料フィルターの汚れ、スパークプラグの点検、歯車室の潤滑点検。エアクリーナーの点検等がありました。

印象に残ったのは、燃料タンクの汚れを取る方法として、灯油と砂利を入れる事でタンクにこびり付いた燃料をとる事が出来る事と、エアクリーナーのスポンジは洗車用のスポンジを薄く切って使って代用しても良い事の二つです。

それ以外も点検やメンテナンスは。今まで自分には出来なかった事なので、今後草刈り機を使う上で非常に勉強になりました。
会社にとっても自分がメンテナンス方法を覚えれば、修理に出す回数も減ると思うので、今度改めて自分でメンテナンスをしてみて覚えようと思います。

最後に草刈り機の実習をしましたが、防振手袋をはめてやってみたところ、草刈り機を使った後、手が全然痺れていなかったので、今後の自分の体の事も考えるとこちらも導入するべきだと思いました。

今回は主に機械のメンテナンスを学ぶための参加のつもりでしたが、他にも以前の草刈り講習で学んだ事の復習や、今後自分にとって必要な保護具なども分かったので、そういった意味でも実りある講習だったと思います。
これを参考に、安全な正しいやり方で草刈りをやっていきます。
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今日も一日 ご安全に!
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