これも個性?
2020/05/14
絶賛、桃の摘果中ですが、たまに他に比べてとりわけ大きい果があります。

生育が進んでていいじゃない…と思われるかもしれませんが、双胚果(そうはいか)といいます。その名の通り、種が2つなんです。

てことはやはり養分をたくさん取り入れることができるのでしょうが、これが諸刃の剣。成長していく過程で種が喧嘩して枝と果の付け根に空洞ができ、やがて降る雨が入り込んで中が腐る…ということで、傷みが早まるということになります。

その他にも理由はあり、胚が成長過程で硬くなる時期があり、その時期に急激な摘果をすることで養分の流れが一点に集中して空洞ができてしまった果などを『核割れ』と呼ばれています。

桃、とりわけ早生種にはよくあることで、メカニズムがわかっているようで、あまり説得力のない理由しか聞いたことがないのです。

こういうのを作らないように桃農家はしているのですが、なかなか…

見分け方は簡単。左右対称のもの、果が横開きになっているものがそうです。

味には変わりないはずなんですが…ね。

この投稿をした生産者

山梨県 南アルプス市

南アルプスこまの園

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