

4世代暮らしの昔ながらの農家の暮らしの中で、自然のリズムに寄り添い、目に見えるものにも見えないものにも感謝をしながら畑にいます。野菜本来の味、香り、食感を大切に年間約250品種の家庭向けのお野菜を作付け。食べることが何より大事な皆さんへ、日々の食卓に季節を感じるお野菜がある、その楽しさをお届けできたら嬉しいです。
4世代暮らしの昔ながらの農家の暮らしの中で、自然のリズムに寄り添い、目に見えるものにも見えないものにも感謝をしながら畑にいます。野菜本来の味、香り、食感を大切に年間約250品種の家庭向けのお野菜を作付け。食べることが何より大事な皆さんへ、日々の食卓に季節を感じるお野菜がある、その楽しさをお届けできたら嬉しいです。
実家が代々450年以上続く農家でした。田んぼ・山仕事・野菜づくり。生まれた時から家族みんなが家の周りで農作業をしていて、家族が作るお米や野菜を食べて育ちました。それが当たり前ではないことを知ったのは家を離れて暮らしてからでした。
後に東日本大震災を経験し、食べるものとエネルギーを自給でき、自然と折り合いながら共存する術を知っている農家の強さを実感しました。
妻も食卓を中心とした農村文化に興味があり、家族と同居を始めると同時に、近隣の有機農家で1年間の農業研修を受け、2017年に農園を始めました。
きくち農園は栃木県の北部、大田原市の両郷地区で私たち夫婦とスタッフ2人で営む小規模な農園です。
標高220メートルの中山間部に農園はあり、点在する様々な形の畑を合計2ヘクタール作付けしています。里山の自然が豊富で、神楽やお囃子など地域の伝統芸能も盛んな地域です。
山ぎわの畑にはイノシシが現れることもあります。冬はマイナス10℃まで冷え込み、暑い夏でも夜はすっと涼しくなります。里山の谷のようになった場所なので寒暖の差があり、それが野菜を味わい深くしてくれています。
基本的に私たちは家庭向けの普通のお野菜をメインに作付けしています。キャベツ、人参、玉ねぎといった使いやすくて毎日毎日食べるような野菜を、とびきり美味しく作ることを目指しています。私たちは今、1歳から86歳まで4世代8人で暮らしています。日々献立を考えるのは大仕事ですよね。必要な時には各年代のお好みに合わせた食べ方のご提案ができると思います。
また皆さまのレシピもお聞かせ頂けたら勉強になりますので是非よろしくお願いします。おいしいお野菜で皆さまのお手伝いができたら嬉しいです。
農園を始めた時、とにかく美味しくて自然のエネルギーがたくさん詰まった野菜を育てたいと思いました。
自然が野菜を育ててくれるのを手伝うという姿勢で、肥料には自家製ボカシ肥料を最低限だけ使用しています。きくち農園でひとつ貫きたい思っていることは、楽しく幸せに暮らすことです。次の世代の人達に農業って楽しそう、面白そう!と思ってもらえる農園であるために、暮らしをおろそかにせず農業を営みたいのです。
しあわせな人たちが作った野菜は体にとっていい栄養になるだろうし、農薬を使う・使わないよりもずっと大切なことだと考えています。