元気つくしの花
2021/08/21
お米の花を見る機会があまりないかと思います。
2021年8月20日に出穂を迎えた「元気つくし」の可憐な花です。
穂が顔を出すと、一粒のモミに白い小さな花が咲きます。
お米一粒づつに花が咲くなんて神秘的ですね。
2021年8月20日に出穂を迎えた「元気つくし」の可憐な花です。
穂が顔を出すと、一粒のモミに白い小さな花が咲きます。
お米一粒づつに花が咲くなんて神秘的ですね。
籾一粒づつに一輪の花をつけるが、花びらはない。
まだ緑色の籾のカバーが開き、雄しべが伸びてくる。雄しべの花粉が風に運ばれ、籾の中に隠れた雌しべに受粉し、その後、緑色の籾のカバーが閉じる。(クボタのたんぼ記事による)
別の資料によると、イネの開花と受粉は次のような順序で起こっている。
1)外側の穎(えい:もみがらになるところ)が開いて6本の雄しべが伸びる。
2)先端に付いている葯(やく)の下に穴があき,花粉が飛び散る。
3)花粉が穎の中に隠れている雌しべの柱頭に付着する。
4)花粉は胚に向かって花粉管を伸ばして受精が起こる。
5)受精が終わると穎が閉じる。
6)胚にどんどん養分が送り込まれ、子房が大きく膨らんでいく。
子房は始めは縦に長く成長するが,順に幅や厚みも増し25日位たつと,ほぼ玄米の大きさにまで成長する。この後,水分が減って硬くなると共に,小さくなって透き通ったモミが出来上がる。
http://www.kai.ed.jp/yamakai/yamakai121.html