さくま草生農園の投稿一覧

日が短くなり、スズムシやコオロギの声が聞かれますが、まだ真夏のような日中です。
朝などは涼しくなってきて秋の気配が少し感じられます。

台風による豪雨が2日あり、畑全体が湿り、なすの色艶がようなりました。干ばつが解消され元気になっています。雨がないと駄目ですね。灌水だけでは私たちの場合良くないように感じます。

長茄子、中長茄子、みどりなす、それぞれ成長のペースは違いますが実を着けてくれています。

高温傾向がつづくようですので、まだ長く頑張ってくれると思います。

一方ダイコンやカブを作付するには気温が下がって欲しいのですが、この先の天候を見ていきます。

久しぶりの投稿です。
約1ヶ月雨がなく、熱波と干ばつがつづいていました。
台地に位置する畑は乾きやすく、ぱさぱさになっていましたので、順々に水まきをしてきました。水まきより少しの雨で野菜たちは生き返るのですが、千葉県北東部は雨雲ができませんでした。

以前でしたら秋冬に向けてのニンジンの種まきは8月中にしていました。しかし近年の熱波と干ばつで、時期をずらしてきました。早くに芽が出たとしても枯れたり、虫害にあったりしてうまく育たないのではと考えました。

いつまでも気温が下がらないので９月半ばくらいまでの種まきならニンジンは大きくなってくれそうです。
前もって種まきする場所に水をまき充分湿らせてから行いました。
このあと雨が期待できるので、種まきにはチャンスです。

草刈りして、地面を出して、表土を除いて、筋をつけてすべて手で種まきです。
種は今年のニンジンの収穫しなかったものから種を取りました。
自家採種です。

本日の収穫です。
耕さない、草と虫とともにある畑27年の人参です。
20年くらい前は8月上旬に種まきしていましたが、近年は9月上旬から中旬にかわりました。8月は暑すぎてできません。ほかの野菜もすべて時期をずらしています。
また品種もかわりました。春先の温度上昇が早いのでとう立ち（花芽ができるのが遅いもの)の遅いものをまいています。
気候の変化で以前と同じようにはできない現状です。

稲の苗を作る時の土を採取します。
苗箱に入れる土です。
田んぼからスコップで集めていきます。
出来るだけ乾いた状態で袋にいれておきます。
固まらないくらいに乾かしてから、ふるいにかけて仕上げます。

芽が出た時から田んぼの土で育ち、その苗を植えていきます。田んぼの土だけで一生を全うします。
27年間ずっと田んぼの土を利用してきました。

一般に、多くの方は苗箱の土を購入しています。種苗店や、ホームセンター、農協などで扱ってます。肥料分が調合してあるものがあります。

北風が冷たい日ですが、北風が当たらない田んぼ、谷戸田は暖かいです。

稲刈り頃から伸びていた土手の草が枯れ草になっています。崩れているところがないか、きれいに刈払う必要があります。去年は暑さがつづいたためか、何度も田んぼの周り、法面、農道沿いを草刈りしました。夏だけでなく、冬の管理、仕事も必要です。年間を通して手を加えていくことになります。

みなさんにお米を食べていただくことで、田んぼとその周辺の環境が保たれます。休耕田になり、人の手が入らなくなりますと、自然に還っていきます。

今日は今期初めて竹も伐採しています。
稲を干すおだに使ったり、畑に支柱としてつかいます。竹を長持ちさせるには良い伐採時期です。冬の作業も大切です。