せいろで玉ねぎを蒸す時間は?丸ごと・くし切りの目安と甘く仕上げるコツ
せいろで玉ねぎを丸ごと蒸す時間の目安は、中玉1個で15〜25分です。春に出回るやわらかい新玉ねぎなら10〜15分、くし切りなら5〜8分。上から切り込みを入れておくと火が通りやすく、中心に竹串がすっと通れば蒸し上がりです。
せいろで玉ねぎを蒸す時間の目安
蒸し時間は、切り方と玉ねぎの種類で変わります。鍋の湯がしっかり沸いて蒸気が上がってから、せいろをのせて計りはじめてください。
| 切り方・種類 | 蒸し時間の目安 |
|---|---|
| くし切り(1/8個) | 5〜8分 |
| 丸ごと・新玉ねぎ(切り込みを入れる) | 10〜15分 |
| 丸ごと・玉ねぎ(中玉・切り込みを入れる) | 15〜25分 |
春に出回る新玉ねぎは、収穫してすぐに出荷されるため水分が多く、やわらかいのが特徴です。そのぶん早く蒸し上がります。一年を通して出回る玉ねぎは、収穫後に乾燥させてから出荷され、実がしっかり詰まっているため、新玉ねぎより時間がかかります。秋から冬にかけて手に入るのは、主にこちらの玉ねぎです。
大きな玉ねぎや、切り込みを入れずに蒸す場合は、表よりも長めにみてください。
蒸し上がりは中心に竹串を刺して確かめる
玉ねぎの中心に竹串を刺し、力を入れなくてもすっと通れば蒸し上がりです。全体に透明感が出ているのも目安になります。途中で引っかかるときは、数分ずつ追加して様子を見てください。ふたを何度も開けると温度が下がるので、確認は目安の時間がたってからにしましょう。
せいろで玉ねぎを丸ごと蒸す基本の手順
1. 皮をむき、上下を整える
茶色の外皮をむき、芽の出る頭の部分を少し切り落とします。根元はひげ根を薄く切りそろえる程度にとどめ、切り落としすぎないようにしてください。根元でつながっているので、切り込みを入れても蒸している途中でばらばらになりません。
2. 上から切り込みを入れる
頭の側から、十字か、放射状に6〜8等分の切り込みを入れます。根元を残して、深めに入れるのがコツです。切り込みから蒸気が入るので中まで火が通りやすくなり、蒸し上がったあとは、たれやバターがしみこみます。
くし切りにするときは、縦半分に切ってから、根元の芯をつけたまま放射状に切り分けます。芯でつながっているので、蒸しても層がばらけにくくなります。
3. せいろを濡らし、鍋に湯を沸かす
せいろとふたは、使う前に水で全体を濡らしておきます。乾いたまま使うより、焦げやにおい移りを防げます。
鍋には、せいろの底が湯につかない程度の水を入れて沸かします。丸ごと蒸すときは時間が長くなるので、途中で湯が減っていないか確認し、足りなければ熱湯を足してください。空だきになると、せいろが焦げる原因になります。
4. 器かシートにのせて蒸す
玉ねぎは、切り込みを上にして、耐熱の器かクッキングシートにのせます。蒸していると甘い汁が出てくるので、器ごと蒸すと汁まで残さず味わえます。器を使うと蒸気が当たりにくくなり、少し時間が延びることがあります。
湯がしっかり沸いて蒸気が上がったら、ふたをしたせいろを鍋にのせます。火加減は、ふたのすき間から蒸気が途切れずに出つづける強めの中火が目安です。
5. 竹串で確かめて取り出す
目安の時間がたったら、中心に竹串を刺して確かめます。すっと通れば火を止め、器ごと取り出しましょう。器もせいろも熱くなっているので、やけどに気をつけてください。
とろっと甘く仕上げるコツ
中心までしっかり蒸す
玉ねぎは、生では辛みを強く感じても、加熱すると甘みが引き出されます。中心まで火が通りきらないと、芯のあたりにシャキッとした食感と辛みが残ります。丸ごと蒸すときは、竹串がすっと通るまで時間をかけてください。
大きさをそろえる
大小の玉ねぎを一緒に蒸すと、小さいほうが先に蒸し上がり、大きいほうは芯が残りがちです。大きさをそろえるか、小さい玉ねぎから先に取り出してください。
チーズやかつお節は蒸し上がってからのせる
チーズをのせるなら、竹串が通ったあとにのせ、1分ほど蒸して溶かします。かつお節やバターは、蒸し上がって器に盛ってからのせます。
せいろ蒸しに向く玉ねぎの選び方
玉ねぎは時期によって、出回る種類や産地が変わります。
- 玉ねぎ(一年中):収穫後に乾燥させてから出荷されるため日持ちがよく、一年中手に入ります。生では辛みが強めですが、加熱すると甘みが引き出され、丸ごと蒸しに向いています。
- 新玉ねぎ(2月末〜6月ごろ):収穫してすぐに出荷されるため、水分が多くやわらかく、辛みは控えめです。短い時間でとろっと蒸し上がります。
- 北海道産の玉ねぎ(秋に出荷の最盛期):夏から秋にかけて収穫され、貯蔵しながら翌年の初夏ごろまで出荷されます。身が締まり、加熱すると甘みが引き出されます。
選ぶときは、持ったときに重みがあり、かたく締まっているものを選びましょう。皮がしっかり乾いてツヤがあり、首(頭の部分)が締まっているものが良品です。表面がやわらかいものは、中が傷んでいることがあります。
小さな玉ねぎの「ペコロス」は、丸ごとのまま器に盛りやすい大きさです。ほかの野菜と一緒にせいろに並べれば、見た目もかわいらしく仕上がります。
淡路島産の玉ねぎの特徴や選び方は、こちらの記事でも紹介しています。
中がかたい・ばらばらになるときの原因と対処法
中心がかたい、辛みが残る
- 蒸し時間が足りない:一年中出回る玉ねぎは、新玉ねぎより時間がかかります。竹串が通るまで、数分ずつ追加してください。
- 切り込みが浅い:根元を残して、深めに切り込みを入れると火が通りやすくなります。
- 蒸気が弱い:湯が少ない、火が弱い、途中で何度もふたを開けた、などで温度が下がっていることがあります。
蒸している途中でばらばらになる
- 根元を切り落としすぎた:根元はひげ根を切りそろえる程度にとどめます。
- 切り込みが根元まで届いている:切り込みは根元の手前で止めてください。
届いた玉ねぎの保存方法
玉ねぎは風通しのよい場所で常温保存
一年中出回る玉ねぎは、高温や湿気、直射日光を避け、風通しのよい場所で保存します。ネットに入れて吊るすか、1個ずつキッチンペーパーで包んで段ボールに入れておきましょう。室温が15℃以上になる暑い時期は、冷蔵庫の野菜室に入れてください。
新玉ねぎは冷蔵庫へ
新玉ねぎは水分が多く、日持ちしません。1個ずつキッチンペーパーで包んで保存袋に入れ、冷蔵庫で保存して早めに食べきりましょう。
蒸した玉ねぎのおすすめの食べ方
- かつお節としょうゆ:蒸したての切り込みにかつお節をのせ、しょうゆを少したらします。
- バターとしょうゆ:熱いうちにバターをのせ、溶けたところにしょうゆを。
- ポン酢:さっぱり食べたいときに。ごま油を少し加えてもおいしく食べられます。
- チーズをのせて:竹串が通ったらとろけるチーズをのせ、溶けるまで1分ほど蒸します。
- ベーコンをのせて:細切りのベーコンを切り込みにのせて一緒に蒸せば、洋風の一品に。
豚肉と一緒に蒸せば、玉ねぎの甘みと肉のうまみが合わさって、一品でおかずになります。肉は中心まで十分に火を通してください。肉の蒸し時間はこちらの記事で紹介しています。
せいろでは、玉ねぎと一緒にほかの野菜を蒸すこともできます。上の段に火の通りやすい野菜を入れれば、一度に何品も蒸し上がります。
せいろ蒸しにおすすめの玉ねぎ
せいろで玉ねぎを蒸すときのよくある質問
Q. せいろで玉ねぎを蒸す時間は?
丸ごとなら中玉1個で15〜25分、やわらかい新玉ねぎなら10〜15分、くし切り(1/8個)なら5〜8分が目安です。上から切り込みを入れておくと火が通りやすくなります。中心に竹串がすっと通るかで確かめてください。
Q. 玉ねぎのせいろ蒸しは辛いですか?
中心までしっかり蒸せば、辛みはやわらぎ、甘みを感じやすくなります。辛みが残るときは、蒸し時間が足りず中心まで火が通っていないことが多いので、竹串がすっと通るまで数分ずつ追加してください。
Q. せいろ蒸しの玉ねぎの切り方は?
丸ごと蒸すなら、皮をむいて頭の部分を少し切り落とし、上から十字か放射状に6〜8等分の切り込みを入れます。根元は切り落とさずに残すと、ばらばらになりません。短い時間で蒸したいときは、根元の芯をつけたまま、くし切りにします。
Q. 丸ごと玉ねぎを蒸し器で蒸す方法は?
切り込みを入れた玉ねぎを耐熱の器かクッキングシートにのせ、蒸気の上がった鍋にせいろや蒸し器をのせて、強めの中火で蒸します。器ごと蒸すと、玉ねぎから出た甘い汁まで味わえます。
Q. じゃがいもと一緒に蒸すには?
丸ごとの場合、じゃがいも(中サイズ)は25〜30分、玉ねぎは15〜25分が目安です。じゃがいもを先に蒸しはじめ、10分ほどたったら玉ねぎを加えると、そろって蒸し上がりやすくなります。くし切りの玉ねぎなら5〜8分なので、じゃがいもが蒸し上がる5〜8分前に加えます。どちらも竹串がすっと通るかで確かめてください。
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