一玉に懸けた、生産者たちの挑戦。 いばらきメロン品評会「 KING & QUEEN コンテスト 2026」開催

2026/06/10 更新

27年間連続でメロンの生産量日本一を誇る、茨城県

全国屈指の名産地として知られるこの地では、毎年5月、その年を代表する「最高の一玉」を決める品評会が開催されており、今年は4回目の開催となりました🍈

その名も、いばらきメロン品評会 「KING & QUEEN コンテスト 2026」!

県内各地から、丹精込めて育てられた選りすぐりのメロンが集結し、糖度・硬度や、味、香り、食感、美しい網目や形状に至るまで、多角的な審査を経て、その年の頂点が選ばれました。

本コンテストは、茨城県オリジナル品種「イバラキング部門」と果肉が鮮やかなオレンジ色の「赤肉メロン部門」の2部門で構成されており、それぞれの部門で最優秀賞「ゴールドマイスター」、優秀賞「シルバーマイスター」、優良賞「ブロンズマイスター」が1名ずつ選ばれました。

審査は一次審査と最終審査の2部構成。一次審査で高得点を取得した各部門5点が最終審査に進出し、全国的に有名なシェフや都内百貨店バイヤー、高級果実専門店関係者などによる審査を経て各賞の受賞者が決定しました。

そして今回、食べチョクの生産者さんが最優秀賞を受賞…✨
ぜひ最後までご覧ください!

いばらきメロンの特徴は?

茨城県は、メロン生産量で全国1位を誇る産地

茨城県のメロンには、2つの主役がいます。

🍈 イバラキング
茨城県のオリジナル品種。緻密なネット模様と爽やかな甘さ・シャリ感が特徴の青肉系メロンで、初夏の味覚として首都圏を中心に人気を集めています。

🍈 赤肉メロン
とろけるような口当たりと、濃厚な甘さが特徴。冷やして一口頬張ると、果汁が口いっぱいに広がる、夏のごちそうです。

この2つの品種から、その年の"最高の一玉"を選び出すのが、KING & QUEEN コンテストです。

全国一の生産量を誇りながら、東京市場での平均単価は全国平均を下回るという課題

多品目・大量生産を重視してきた産地構造のなかで、個々の生産者のこだわりが価格に反映されにくい状況が続いてきました。

一玉ごとに丁寧に育てられたメロンの品質や個性を、もっと多くの人に知ってもらいたい——。
そうした想いから、産地の確かな技術や品質をあらためて見つめ直し、その価値を広く伝えていく取り組みが進められています。

「本物の最高峰を選抜し、産地全体の価値を引き上げる」

その想いから、茨城県が毎年開催しているのがこのコンテストです。

一次(外観・糖度・硬度)審査

一次審査では、「糖度」「果肉の硬度」「外観」の3項目が審査されました。
糖度は、非破壊糖度測定器を使用して測定し、糖度の高いものほど高得点となります。
果肉の硬度は、硬すぎず柔らかすぎない、適度な硬さが評価のポイントとなります。
外観は、メロンの形状や、ネットやアンテナの美しさ等が審査されます。

最終審査

5月22日(金)に、茨城県・水戸プラザホテルで最終審査が行われました。

最終審査でみられるのは、外観(果実の形状・ネットの均一性・果肉の色と鮮度・うるみ等)と、食味(香り・味・食感)。
メロンを「果肉」、「香り」、「味」、「食感」を指標に食べ比べ、「外観の美しさ」を含めた総合評価により、高いものから順番に評価点がつけられました。

最終審査会では、「équilibre(エキリーブル)」の德永純司シェフを審査員長に迎え、京橋千疋屋、髙島屋、三越伊勢丹など、果実流通や百貨店業界の第一線で活躍するバイヤー・流通関係者ら、計7名のプロフェッショナルが審査を担当しました。

👨‍🍳 審査員長:德永 純司シェフ(équilibre オーナーシェフ)

今年審査員長を務めた德永シェフは、ザ・リッツ・カールトン大阪・東京でシェフパティシエとして研鑽を積み、製菓の世界最高峰とも称される「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」世界大会では、チョコレート部門第1位に輝いた実績を持つ、日本を代表するパティシエの一人です。

🎤 スペシャルゲスト・審査員:菊川 怜さん(俳優)

そしてなんと、昨年度まではスペシャルゲストとして参加されていた俳優・菊川怜さんも、審査員として参加されました!

≪審査員≫

審査委員長
 德永 純司 氏  équilibre(エキリーブル)シェフ 

審査員
 髙橋 博宣 氏  (株)京橋千疋屋 
 石渡 眞佐之 氏 (株)髙島屋
 真野 重雄 氏  (株)三越伊勢丹 
 山中 久史 氏  (株)サン・フレッシュグループ
 大野 季嗣 氏   東京青果(株)
 菊川 怜 氏  俳優

緊張感がある中行われた審査会

最終審査では、外観審査用として各メロン1玉と、半分にカットされたメロンがテーブルに並べられました。さらに、各審査員のテーブルには、食味審査用のカットメロンも用意され、香りや甘さ、食感などを細かく確認しながら審査が進められました。

会場には、関係者、メディアが集結。
張りつめた空気の中、審査員たちは一玉一玉と真剣に向き合いながら、真剣な表情で審査を行っていました。生産者の1年が、わずか数十分の審査に凝縮される瞬間です。

審査員はメロンの姿を静かに見つめ、香りを確かめ、一口ずつ丁寧に口に運んでいきます。

2026年、頂点に立った生産者

最終審査を経て、受賞結果が発表されました。

「KING&QUEENコンテスト2026」ゴールドマイスター賞受賞者は・・・

🥇 「イバラキングの部」方波見 嘉弘さん(鉾田市) 🥇

🥇 「赤肉メロンの部」石田 和徳さん・山一ファーム(鉾田市) 🥇

「イバラキングの部」方波見 嘉弘さん(鉾田市)

<受賞コメント>
「このような賞をいただけて大変嬉しく思っています。今日、この会場に来て(最終審査に残った)顔ぶれを見た時に、これはゴールドマイスターは獲れないなと思いました。皆さんこのコンテストにも例年勝ち残っている素晴らしい生産者ばかりなので。まさかゴールドマイスターを受賞できるとは思っていなくて驚きました。
茨城県のメロンは生産量日本一ですが、技術力も日本一だと思っています!これからは、マイスターとして茨城県のメロンをPRしていきたいと思います。
イバラキングは、網目を出すのがとても難しい品種です。今年は甘さは良かったですが、網目をキレイに出すのに苦労しました。」

「赤肉メロンの部」石田 和徳さん・山一ファーム(鉾田市)


<受賞コメント>
「一昨年(2024年)は赤肉でゴールドマイスターを獲れましたが、去年は一次審査で落ちてしまい悔しい思いをしました。去年と今年で栽培方法で変えたところはなく、普段通りに作っていたので、収穫してから審査までの期間がたまたまいいタイミングだったのだと思います。クインシーにとって、今年はいい天候に恵まれました。日中は暑く、朝晩は冷え込む寒暖差があったので、糖度の乗りが良かった。昨年はネット(編み目)が出るタイミングで寒い雨の日が続いてしまって見た目が悪かったのですが、今年はそんなこともなくきれいなネットになりました。
工業製品と違って同じものを作ることができないのが農業。天気との勝負になる。できるだけいいものを作れるパーセンテージを上げて来年もいいものを作れるよう、いつも通り頑張ります。」

山一ファームさんのページを見る >

全受賞メロンをご紹介

つややかな果皮、芳醇な香り、そして口に広がる濃厚な甘み——。
品評会で見事受賞に輝いた各部門全6生産者のメロンをご紹介します。

糖度や形のバランス、食味、栽培管理——あらゆる観点から厳しく審査される品評会は、生産者にとって日々の努力が評価される晴れの舞台となりました。

🥇 イバラキング部門

ゴールドマイスター賞(最優秀賞) 方波見 嘉弘(鉾田市)

シルバーマイスター賞(優秀賞) 豊田 大介(茨城町)

ブロンズマイスター賞(優良賞) 鷺沼 秀樹(鉾田市)

特別賞 佐伯 保幸(鉾田市)/市村 知一(鉾田市)

🥇 赤肉メロン部門

ゴールドマイスター賞(最優秀賞) 石田 和徳・山一ファーム(鉾田市)品種:春クインシー

シルバーマイスター賞(優秀賞) 方波見 嘉弘(鉾田市)品種:なだろうレッド

ブロンズマイスター賞(優良賞) 内山 拓未(鉾田市)品種:春クインシー

特別賞 平沼 正視(鉾田市)品種:なだろうレッド/根﨑 真美(鉾田市)品種:春クインシー

また、方波見 嘉弘さんがイバラキング部門でゴールドマイスター賞(最優秀)、赤肉メロン部門でシルバーマイスター賞(優秀賞)という両部門入賞を果たしたことも、大きな話題となりました。

いばらきメロンが、産地から食卓へ。

今回の赤肉メロン部門・ゴールドマイスター賞に輝いたのは、食べチョクにも出店している山一ファームの石田さん。千疋屋・髙島屋・三越伊勢丹のバイヤーや、世界大会で実績を持つシェフパティシエたちが認めた生産者のメロンが、食べチョクから直接お手元に届きます。
赤肉メロンの旬は、初夏のごく短い期間だけ。生産量27年連続日本一を誇る茨城県の、技術と情熱が詰まった一玉を——ぜひ食べチョクで見つけてみてください。

食べチョクで「茨城県のメロン」を探す >

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