【食べチョクアワード2024 ~未来につなげる~ 受賞インタビュー】祝!殿堂入り!F.F.HIRAIDEさんが語る”ユリさん”づくりへのこだわり #1

2025/09/18 更新

2024年に人気のあった生産者を表彰する「食べチョクアワード2024」において、「そのほか各種部門」第1位を受賞し、今回で3回目の1位受賞となり殿堂入りされた、 栃木県 宇都宮市で花きを生産する「F.F.HIRAIDE」平出さんに、食べチョクスタッフが、”ユリさん”と呼び育てているユリづくりへのこだわりについて、お話をうかがいました。

栃木県から全国へ――栽培とともに歩む日々

受賞おめでとうございます!3度目の受賞を知った時はいかがでしたか?

F.F.HIRAIDE)ありがとうございます!その日はスタッフと「食べチョクアワードの発表もそろそろだよね」と話していたんです。その直後に偶然受賞の連絡をいただいて、自宅で思わず叫んでしまいました(笑)。
スタッフにもすぐ連絡して「1位を取ったよ!」と伝えたら、みんなも驚いていました。すごく嬉しかったです。

今回の受賞で3回目の部門1位となり、殿堂入りもおめでとうございます。

F.F.HIRAIDE)殿堂入りをしている生産者は3組しかいないと知っていたのですが、まさか私たちが4組目になれるとは思ってもいませんでした。大変嬉しく光栄です。
しかも、4組中2組は栃木県の生産者さん(薄羽養鶏場さん)なのも嬉しいです。栃木県は生産者さんも多く頑張っているので、同じ栃木県生産者としても良いアピールができたのではないかと思います。これからもその魅力を発信していきたいですね。

栽培を始めるまでの道のり

ユリの花を”ユリさん”と呼ばれていますよね。栽培のきっかけは?

F.F.HIRAIDE)元々は米農家で、祖父の代までは米作りをしていました。父の代からはトマトなどの野菜も栽培するようになり、その後、母が農業大学校で花の専攻をしていたこともあり、ユリさんの栽培がスタートしました。当時は日本で”ユリさん”を栽培している農家は少なく、球根を仕入れては試行錯誤しながら始めたんです。

一般的なユリさんの生産者はどんなに多くても10品種ほどですが、私たちは現在約50品種のユリさんを栽培しています。
オランダで交配された新しい品種のテスト栽培をすることもあり、まだ名前が決まっていない品種を含めると60品種近くになります。

栽培はどういう体制で行なっているのですか?

私たち夫婦と社員4名、パート10名で運営しています。繁忙期には社員が2人ペアで作業を行い、販売は基本的に私一人で担当しています。母の日などのイベント時期は特に大変ですね(笑)

ユリさんへのこだわり

ユリさんを育てる上で、どのようなこだわりがありますか?

F.F.HIRAIDEさん:土づくりで言うと、化学肥料を使わず、自然由来なものを使うようにこだわっています。環境への負荷を抑える方法については常に考えています。肥料の配合などは基本的に社長が考えていますが、ベテランスタッフの意見も取り入れ、それによって元気で綺麗なユリさんが育っています。

また、色にもこだわっています。「ユリ」と言うと、一般的には白いユリさんをイメージする方が多いと思いますが、私たちが作っているユリさんは赤や複色・黄色・オレンジなど変わった色を取り入れています。私たちが美しい・綺麗だと感じるユリさんを沢山の方に知って欲しい・・・そんな想いで栽培しています。

正直、市場に流通していない球根も多いので、形が歪になってしまったり、育てるのが難しい品種も多いのですが、それでも私たちが届けたいユリさんを妥協せずに作りたいという気持ちが勝っていますね。

お客様との交流

食べチョクのお客様とのやり取りで記憶に残っているエピソードは?

F.F.HIRAIDE)食べチョクで購入してくださるお客さんの中には、毎回写真付きでコメントを送ってくださる方がいますね。他にも、コメントなどは無いのですが、販売すると毎回購入してくださり、合計100回以上購入してくださっている方もいます。
自分たちが綺麗だと感じるものを実際に受け取ってコメントをいただけるのは、生産者として非常に嬉しいです。

あとは、私たちはユリのことを「ユリさん」と呼んでいるのですが、コメント欄で「ユリさん」と親しげに呼んでくださる方が多いのも嬉しいですね。実際、初めて購入いただいた方は梱包BOXに「ユリさん」と書かれていて、驚かれる方もいらっしゃしますが(笑)

私たちはユリさんによって実際に生活ができていますし、ユリさん自体も植物として生きているものなので、そういう意味で感謝の意味を込めて「ユリさん」と呼んでいます。そういう想いも感じ取ってもらえているのかなと思うと嬉しくなります。

これからの未来につなげるための抱負

最後に、未来につなげるための抱負をお聞かせください。

F.F.HIRAIDE)現在、色々なものの価格が高騰していて、私たちの場合はユリさんの球根が困難になる時代も来てしまうのではないか?という不安もあります。
でも生産者が作る事を辞めてしまったらお客様の元には届かないことも事実です。このキレイなユリさん達を未来でも愛でていけるように、生産し続けていく事が、これからの未来につながると思っています。
これまでやってきたことを継続しながら、少しづつ環境に合わせて変化していきたいと思います。

結びに

今回は、そのほか各種部門で1位を受賞し、殿堂入りをされたF.F.HIRAIDEさんにお話をうかがいました。ユリ=白色というイメージが強い中で、「白色以外のユリさんを作って届けたい」と語る姿は印象的で、強いこだわりを感じる瞬間でした。

「食べチョク」は、生産者さんのこだわりが1人でも多くの方に伝わる場所として、食べチョクを更に成長させていきたいと思います。

食べチョクのページでは、このF.F.HIRAIDEさんの情熱が詰まったユリさんを購入できます。ぜひ一度チェックしてみてください!

生産者さんの商品はこちら

F.F.HIRAIDEさんのこだわりの”ユリさん”はこちらから
F.F.HIRAIDEさんの”ユリさん”を見る

実際にF.F.HIRAIDEさんの商品を購入した方の投稿はこちらから
購入者の実際の声を見る

「食べチョクアワード2024」受賞生産者さん

食べチョクアワード2024を受賞した生産者さんはこちらから
https://www.tabechoku.com/feature_articles/award2024_jyushosha

最新のおすすめ特集記事

太陽の恵みに、心躍る。極上の甘み「トロピカルフルーツ食べ比べ便」

太陽の恵みに、心躍る。極上の甘み「トロピカルフルーツ食べ比べ便」

初夏の風が少しずつ甘い香りを運んでくる季節。ふと口にしたくなるのは、太陽をたっぷり浴びて育った、みずみずしい南国のフルーツではないでしょうか。そんな“季節のご褒美”を、毎月楽しめる——それが「トロピカルフルーツ食べ比べ便」です。春スイカ、パイナップル、マンゴー…旬を迎えた果実だけを厳選し、まるで旅先で出会うような鮮やかな香りと甘さをお届けします。忙しい毎日の中に、ひと口で夏を感じる贅沢な時間を。ひとつひとつ大切に育てられた南国フルーツを、産地から直送でお届けします。数量限定ですので、気にな...

2026/04/06 公開

米のペットボトル保存|メリットとデメリットを徹底比較

米のペットボトル保存|メリットとデメリットを徹底比較

米をペットボトルで保存することは、手軽で経済的な方法として注目されています。飲み終わった空きボトルを再利用するだけで、初期投資がほぼかかりません。しかし、本当に虫やカビから米を守れるのか、どのくらい長く保存できるのか不安を感じる方も多いでしょう。実は、ペットボトルの高い密閉性は科学的に根拠があり、適切な準備と管理で、冷蔵保存なら約3〜6か月間、新鮮な状態を保つことができます。このガイドでは、ペットボトル保存のメリット・デメリット、正しい準備方法から季節ごとの保存場所、劣化のサインまで、家族...

2026/04/03 公開

米の鮮度を守る保存方法|容器選びと季節ごとの対策

米の鮮度を守る保存方法|容器選びと季節ごとの対策

米の保存方法を間違えると、わずか2~3週間で風味が落ちたり虫が発生したりします。しかし温度・湿度・密閉という3つの条件を押さえれば、季節を通じて新鮮なお米を食べ続けることができます。本記事では、科学的根拠に基づいた米の正しい保存方法から、虫やカビの予防策、劣化したお米の見分け方まで、家庭ですぐに実践できる知識を網羅しました。自分の生活環境に合わせた最適な保存法を見つけることで、毎日のご飯をより美味しく、より安心して楽しめるようになります。産直のお米をチェック>お米の保存方法の基本|鮮度を左...

2026/04/03 公開

正しい米の研ぎ方|初心者が押さえるべき3つのコツ

正しい米の研ぎ方|初心者が押さえるべき3つのコツ

毎日のご飯の味わいは、米の研ぎ方で大きく変わります。米の表面に付着した糠(ぬか)やほこりをしっかり取り除くことで、ご飯がふっくらとした食感になり、米本来の甘みや香りが引き出されるからです。ところが、多くの人が自己流で研いており、強すぎる力加減や間違った水温の選択など、無意識のうちにご飯の質を落としてしまっているかもしれません。正しい米の研ぎ方を知ることで、今日からあなたの食卓は確実に変わります。本記事では、基本を押さえた実践的な方法を、ステップバイステップで分かりやすく解説していきます。産...

2026/04/03 公開

米の水の量はどう決まる?|種類別・合数別の計算式を解説

米の水の量はどう決まる?|種類別・合数別の計算式を解説

ご飯を炊くときに「水が多すぎてべちゃべちゃになった」「少なくてパサパサになった」という失敗を繰り返していませんか?実は米の種類や分量によって、必要な水の量は明確に決まっています。白米なら米1合(150g)に対して水約200ml(重量比1.3倍)が農林水産省の基準ですが、無洗米は190~200ml、新米は180~190ml、玄米は250~300mlと、米の種類によって大きく異なります。この記事では、米の種類別・合数別の水加減、正確な計量方法、季節や湿度による調整テクニックを、具体的な数字と早...

2026/04/03 公開

すべての特集記事をみる

この記事をシェアする

サイトトップにもどる