佐久市の標高は約700m。晴天率の高いカラッとした気候は、昼と夜で大きな寒暖差をつけます。
冬は最低気温が氷点下10度くらいの日もたくさんあり、土壌も凍結します。この気候は作物がとても美味しく育つ秘訣です。春から秋が野菜のハイシーズンになり、いろんな野菜があちこちのスーパーや産直に並びます。
この作業風景は、「伏せ込み」という作業をしてるところです。苗代(なわしろ)を浅水にして苗床(なえどこ)作り、その上に温床紙を被覆し、アーチを作ってビニールを被せます。そうすることで生育が促され、冷害に強い健しい苗を早期に育成できます。この作業はスタッフ全員と他の農家さんにも手伝ってもらう一大イベントです。また、田植え後は毎日水量の調節が欠かせません。有機栽培の成苗は、慣行栽培よりも大きい苗です。約40日間ほど、温度管理をしながら時間をかけて育てます。
有機栽培で米などの作物を作る時に大変な作業の一つは、雑草や虫などの対策です。
ときわ農園では除草剤を使っていないので、田植えが終わるとすぐに、除草作業に入ります。
約1ヶ月の間、全ての田んぼに除草機をかけていく作業は、根気が要ります。
月に一回程度は土手の草刈りもやっています。
2019年度の「米・食味分析鑑定コンクール」では、特別栽培部門(JAS・JAS転換中)で金賞を受賞しました。
ぜひ、ときわ農園のお米をご賞味ください。