甘平も立地によりけり。全滅or豊作!?
2025/11/21
甘平全滅。
これは、去年に父が農業日誌へ残していたメモの一行です。
もちろん昨年はイノシシの被害もあり、甘平の裂果だけが原因とは言い切れません。
ですが当時の園地の様子を踏まえて、父はそう記していました。
こちらの写真は、同じ園地でも「全滅の木」と「豊作の木」が並んでいる様子です。
豊作の木が育つ場所は、山からの雨水が流れ込みやすく、土が常にしっとり。
一方、全滅した木の周辺は流入がなく、乾燥気味の地質です。
雑草の生え方を見比べても、その違いがよく分かります。
雑草は地表の乾燥を防ぎ、土の水分を守ってくれるので、裂果を抑える効果があるのかもしれません🤔
一般的には“柑橘栽培に適した土壌=後者の乾いた地質”とされますが、甘平に関しては、むしろ前者のような「湿り気のある土地」が合うのかも?
そんな仮説が浮かんできます。
とはいえ、これはあくまでも傾向であって、断言できないのが農業の難しいところ。
前職ではデータを見て答えに近づけましたが、農業は正解がない分、奥深いですね。
ちなみに私は前職で砂漠で寝泊まりするようなこともあったので、大変さの“種類”は違いますが、どちらもなかなかに過酷です(笑)
なお、今年は全園イノシシ対策をしっかり施しましたのでご安心ください💪🍊
これは、去年に父が農業日誌へ残していたメモの一行です。
もちろん昨年はイノシシの被害もあり、甘平の裂果だけが原因とは言い切れません。
ですが当時の園地の様子を踏まえて、父はそう記していました。
こちらの写真は、同じ園地でも「全滅の木」と「豊作の木」が並んでいる様子です。
豊作の木が育つ場所は、山からの雨水が流れ込みやすく、土が常にしっとり。
一方、全滅した木の周辺は流入がなく、乾燥気味の地質です。
雑草の生え方を見比べても、その違いがよく分かります。
雑草は地表の乾燥を防ぎ、土の水分を守ってくれるので、裂果を抑える効果があるのかもしれません🤔
一般的には“柑橘栽培に適した土壌=後者の乾いた地質”とされますが、甘平に関しては、むしろ前者のような「湿り気のある土地」が合うのかも?
そんな仮説が浮かんできます。
とはいえ、これはあくまでも傾向であって、断言できないのが農業の難しいところ。
前職ではデータを見て答えに近づけましたが、農業は正解がない分、奥深いですね。
ちなみに私は前職で砂漠で寝泊まりするようなこともあったので、大変さの“種類”は違いますが、どちらもなかなかに過酷です(笑)
なお、今年は全園イノシシ対策をしっかり施しましたのでご安心ください💪🍊