MESTAR(熊本マスクメロン)の投稿一覧

現在食べチョクや道の駅での出荷がピークを迎えています。
ありがたいことに食べチョクでは昨年を大きく超えるご注文をいただいており身が引き締まる思いです。
収穫が終わったビニールハウスは片づけを行い秋作に向けて準備が始まります。これまでは収穫作業に集中していましたが今後は収穫と次作の準備の二刀流になります。
これまでは5時起きでしたが明日からは4時起きになります。。笑
皆様のご注文をお待ちしております。

メロンのアンテナの先の葉が黄色くなってきました。
これはメロンの糖度が上がる過程でメロンの木全体の栄養がメロンに移っている現象です。つまり葉に送る栄養がメロンに送られている為葉の色が抜けてきているということです。
そして収穫が近づいてきているという目安にもなります。
来週くらいに糖度検査をして基準を満たせば収穫開始です。

本日10時現在のハウス内の温度は41度、、、
遮光ネットしてこの温度なのでもし遮光ネットがなかったらと思うとゾッとします。
よくニュースでは最高気温が高い時間帯は14時頃と言われています。
しかしビニールハウスの場合は11時頃が一番気温が高くなります。
理由は風です。午前中は風が弱い為ハウス内の温度も🌞上昇しがちです。一方昼を過ぎると少しずつ風が吹いてくるのでハウス内の温度は外気温に近くなります。
収穫間近のメロン達よ、暑さに負けないでね🌞

熊本は例年よりも2週間ほど早く梅雨明けしました。
今週はずっと最高気温35度前後です。
メロンは暑さに強い果物ですが流石に最高気温35度は暑すぎる。
外気が35度の場合ビニールハウス内の温度は45度くらいになることもあります。暑すぎるとメロンは高温障害によって葉が萎れたりして収穫までもたないこともあります。今年は暑さ対策として遮光ネットを購入し、メロンが高温障害にならないように対応しています。遮光率は30％程度でこれを使うことで程よい日差しがメロンの葉にあたり、ビニールハウス内の温度上昇を抑えることができます。
今年は日本全体で酷暑予想なので夏の果物であるサクランボ、ブドウ、モモなども大きな被害が出るかもしれません。
各生産者さん達も酷暑対策として様々なことをされていると思います。
皆さんも熱中症にお気をつけください。

夏場になる農作物に害を与える害虫が増えてきます。
農作物ごとに悪影響を与える害虫は異なりますがメロンの場合はコナジラミという害虫が大きな被害を与えます。コナジラミは体長1mmくらいの羽のついた白い害虫でメロンの葉の裏にくっついてメロンの葉から汁を吸い取ります。最近ではウイルスを持ったコナジラミが問題になっておりそのコナジラミがメロンの葉から汁を吸うとそのメロン木がウイルスに感染しそのメロンの木の葉から他のコナジラミが汁を吸うとそのコナジラミもウイルスに感染しどんどんウイルスがメロンハウス全体に広がっていきます。
最悪の場合すべてのメロンの木が感染してしまうこともあります。感染すると葉の緑色が抜けていき最終的には黄色になってしまいます。黄色になってしまうを光合成ができないためメロンに栄養が届かなくなり糖度の低いメロンになって商品になりません。
メロンは特に害虫に弱い作物なので毎日メロンの木をチェックして問題がないか確認しています。
メロンを守る対策として
①害虫粘着シートを設置して害虫の増殖を防ぐ
②定期的に消毒をする
③感染したメロン木があった場合はすぐに抜き取ってハウス外に持ち出して処分する
上記のような対応が必要です。
そして今日メロン木1本がウイルスに感染しておりすぐに処分しました。
綺麗なネットが入りだしたメロンだったのでとても残念ですがウイルスをハウス内に広げないことが最も重要です。
皆様に美味しいメロンをお届けできるように収穫するまで気を抜かず毎日メロンの状況を確認してきます。