寺本果樹園の投稿一覧

お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
最近インスタにアップする用の動画を撮影するのにハマってます。YouTubeにあるような「職人紹介」系の動画が個人的にツボで、それをイメージしてやってます。が、やっぱりプロはすごい!僕の動画は赤ちゃんレベルなので、ゆっくりレベルアップしていこうと思います👶


さて、今日は「2024年の振り返り」についてお話しさせてください。


昨日のブログでお話した通り、しっかり2024年の振り返りをしたいと思います!

題材はこんな感じ!
①2024年の結論
②トマトの役割を新しく作らないと未来はなさそう
③皆さんのおかげでシャインマスカットは目標以上
④イチゴ大失敗→次作の実行案

行ってみよう!

『①2024年の結論』
結論ですが、「1歩進んで2歩下がる」が一番的を射てるかなと思います。

大きく進んだように見えて、新たな課題まみれな年でした。

具体的には、
【進んだ点】
・寺本果樹園が目指している「直接お客さんにお届け」が90%くらい達成できた!(前年は40%くらい?)

【下がった点】
・達成できたのは、「価格がお手頃だった」という可能性が非常に高い…。
・「調節お客さんにお届け」できたのはめちゃくちゃ成長できていいことだが、作業量がかなり増えた。

こんなところでしょうか。
詳しく見ていきましょう。


【進んだ点】
・寺本果樹園が目指している「直接お客さんにお届け」が90%くらい達成できた!(前年は40%くらい?)

これは正直予想外でした。

「今年は達成率50%を目標にしよう!」と思っていたので、この結果には驚きでした。

トマトは、まだあまり直接お届けできていませんが、シャインマスカットは約95%、イチゴに至ってはほぼ💯%!

特にシャインマスカットがすごくて、約5600房ある中でそのうち95%が直接お届けできたのは、まじですごい!!と思ってます。

仮に1人が3房買ってくれたとしても、「約1700人」のお客さんにお届けできたということ。すごくない!?

3年前は、直接のお客さんがほぼ0人のところからここまで来れたのはすごく良かったし、なにより買ってくださったお客さん、協力してくださったお客さんにほんとに感謝です🙏

【下がった点】
・達成できたのは、「価格がお手頃だった」という可能性が非常に高い…。
・「調節お客さんにお届け」できたのはめちゃくちゃ成長できていいことだが、作業量がかなり増えた。

さて。問題はここからです。

「どうしてこんなに上手く行ったんだろうか?」
これをしっかり考えないと、来年はほぼ必ず失敗します。今回はシャインマスカットを題材に考えます。

「運が良かった」というのは置いといて、考えられる点は3点かなと思います。

①早めの予約販売
②「令和のコメ騒動」による、産直市のお客さん増
③安売りしてしまった
一つずつ見ていきましょう。


①早めの予約販売
これは純粋に「すごくいい手」だったなと思います。

当たり前ですが、ながーい期間販売している方がお客さんの目に留まりやすく、購入してくださる確率が上がります。

『1日で1000個売る vs 365日で1000個売る』

どちらが簡単かは明白だと思います😂

この手は今年もやります!なんなら、そろそろシャインマスカットの販売も始めようかなと思ってます🍇その時は…みなさんぜひ!


②「令和のコメ騒動」による、産直市のお客さん増
みなさんは「令和のコメ騒動」をご存知ですか?米の不作によって、米が高くなったアレです。

「令和のコメ騒動」については特に深掘りしませんが、僕たちに強く影響したのは「米を求めて産直市に来るお客さんが増えた」ということ。

稲刈りの時期と、僕たちのシャインマスカットの収穫シーズンは一緒なので、産直一にもほぼ同じタイミングで並びます。

そこで、「いちばんの目的はお米だけど、せっかくなら、、、」という需要に応えられたのかなと思います。

実際に、去年より売れ方が異常で、1日で10万円以上の売上があった日もありました。

これに関しては、
「運が良かっただけだから、来年は期待しちゃダメだよ」という部分と、
「米とブドウのシーズンに産直市に来てもらえるような『仕掛け』があると、毎年期待できるんじゃないか…?」
という表裏があるなと思いました。

何より、邑南町は現在ブドウ栽培が盛んになっており、また産直市が『1億円以上』かけて改修されるという大きな追い風があるので、まじで『仕掛け』を打つなら今じゃないか?という気がしてます。

、、、いけるか、、、?


③安売りしてしまった
ちょっと強めの言葉を使いました。今すごく頭を悩ませてるとこです。

2024年の夏はこれまでに以上に暑く、また9月の残暑も厳しかったことは記憶に新しいことと思います。

うろ覚えですが、気象庁のデータ的には
「9月の真夏日は、20日以上あった」はずです。おかしいおかしい

そのため、シャインマスカットはこれまでにないくらい日焼けしてしまいました。

「やばい!!なんとかしないと!!」と思って、⚠️助けて⚠️商品を出してみなさんに助けていただきました。その節は本当に助かりました🙇‍♂️

なんとか廃棄にならず、また超格安価格にならずに済んだのですが、やっぱりちょっとお手頃価格にしすぎたのかな?と思いました。

それと盲点だったのが、
「直接お届けスタイルはめちゃくちゃ箱詰め時間がかかる」
というものでした。

早い話、手間がかかるということですね。

この手間がわからずにこれまで通りの価格設定にしていたので、この点でもちょっとお手頃価格にしすぎたのかな?という思いもあります。

けどこれって難しくて💦

「じゃあ値段あげよう!」とすると、その皺寄せってお客さんに行くじゃないですか。
それがなぁ〜

生産原価(肥料とか段ボールとか!)はどんどん上がってってるので、値上げはせざるを得ない部分もありますが、だからといって手放しに「値上げします!」は企業努力が足りないと思ってて。

この部分をなんとか解決できる方法を模索する1年になりそうだなと思ってます。1年じゃ足りないかも…💦

けどここを放置してると、僕たちが潰れるかお客さんが我慢し続けるかなので、なんとかしないと!!


「①2024年の結論」はこんな感じでした。
とにかく、上手くいった!と手放しで喜べるものではありません。「1歩進んで2歩下がる」は結構明るい言い方で、現実的には「このまま道を変えず進んでも崖だよ」と言ったところです。

道のりは長い!!ゴールは遥か先だね〜


①の振り返りだけで、こんなに書いてしまった!!
続きはまた後ほど🙌

というわけで、「2024年の結論」というお話しでした!


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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。


長くなりすぎる…!もっともっと振り返れるし、「短めに!」と意識してもこんなに長文とは…!

まだ「2024年の振り返り」は序章です😂新年早々に、去年の振り返りという変なことやってますが、お付き合いください!

あと今日のブログは結構暗めな感じで終わりましたが、全然絶望してないので安心して👍「どうすればいいかわかんないぃぃ〜😭」と言い出したら心配してください!

というわけで、僕の感想でした!
最近寒いので、みなさんご自愛ください。

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今日は中高の時の友達がご飯のお誘いしてくれたので、行ってきました!気づいたら夜中の3時…!積もる話は尽きないね😂3時になってもこの記事書いてる僕を褒めてもいいっすよ🙌


さて、今日は「友達から言われた『心に火のつくお話』」についてお話しさせてください。今日は雑談感想なしです。それくらいのお話です。


結論から話すと、『「農業って終わってない?」と言われ、「やっぱそうだよなぁ」と思った』といった感じです。
そしてなおさら心に火がついたって感じです。

この気持ちを忘れないために、僕がしっかり覚えておくために、ここに書き記そうと思ったので、乱文になるかもです🙇‍♂️

今日友達と久しぶりにあって、お互いの他愛のないお話に花を咲かせてました。

「今仕事がこんな感じで、、、」
「高校の時こうだったよな!、、、」
「あの人結婚したんだって〜、、、」

本当に他愛もない話でずっと話せるので、本当にいい友達だなぁと思うし、友達でいてくれることにも本当に感謝でした。楽しい時間をありがと!✨

その中で、
「農業大変よ〜。正直ここら辺(邑南町)ではブドウじゃないと農業で生きてけれんと思ってる。」といった話を、僕がポロッとしました。

すると友達が、
「え?それって終わってない?正直果物はなくても生きていけるけど、野菜は必要じゃん?でもブドウじゃないとって…なんか終わってない?」と言ってくれました。

僕は頷くしかできませんでした。

僕は元々野菜の人間だったのですが、野菜栽培では生活できないと思い、姉のシャインマスカットを手伝ったりイチゴを始めたりしました。

そしてそれらの経験を経て今思うのは、
「果物じゃないと農業で生きていくのは厳しい」ということです。

もちろん大産地は違います。野菜で積み上げた歴史があるので、全然野菜栽培でも生計は立てられると思います。が、うちみたいな零細産地はそうも行きません。

するとやっぱり単価の高い、または相場の高い果物じゃないと難しい。単価の低い、相場の低い野菜は難しいなと僕の実体験から思いました。

それがたとえ、「人間が生きていくのに必須な商品」でも!

けどやっぱり生きていくのに必須なものを作ってるのに、それをしてると自分の生活が守れないのは、僕もどうかなと思ってます。

友達は「終わってる」と結構過激な表現でしたが、僕は同じくらいかそれ以上に思ってます。

それとやっぱり、僕は野菜栽培が好きなわけで。本当は野菜栽培をして生きていたいんです。ほんとはね…

でもそれじゃ現実に勝てなかったから、果物の道に進んで力をつけようと思いました💪

僕が本当にやりたいのは野菜栽培でも、一旦本当にやりたい気持ちを捻じ曲げて、力をつけて戻ってこようと思いました。

そして、つけた力で野菜栽培でも十分やってけるような経営をして、僕みたいな人を減らそう・やりたい農業があってもできない人の力になろうと、そういう思いでも農業に取り組んでます。

実際は、まだ全然できてないし僕に力は全然足りてないしですが、これは絶対に成し遂げたいです。この思いを晴らさないまま終わりたくないです🔥

友達が言ってくれた「終わってる」は、僕の気持ちの再確認と、僕の心に火をつけてくれました🔥🔥🔥


「やりたい農業で生きていく。そしてやりたい農業をしたい人の力になる。」
僕の一つの目標です!

絶対やったるでー🙌

というわけで、「友達から言われた『心に火のつくお話』」というお話しでした!

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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
ついさっきの出来事ですが、うちで飼ってる猫ちゃんが1匹外に逃げ出してました💦なんやかんやあって家には僕1人、外は暗い、「やばいな…。」と思いながら探すこと30分…。見つかった!!!!!!よかった👍


さて、今日は「『味』を追求するために…「変な肥料」を使う」についてお話しさせてください。


昨日の記事では、「邑南町の冬は厳しい。だけど、そのおかげでおいしい野菜や果物ができる!」と言うお話をしました。

今日は、寺本果樹園が追究している『味』について、さらにお話しさせてください。
「おいしくするための肥料」についてです。

結論から言うと、寺本果樹園では主に「一般的にはあまり使われてない肥料」をよく使ってます。

例えば、、、
・アミノ酸肥料
・発酵リン酸
・キレートミネラル
・酢
・微生物肥料
などなど、、、

こんな専門用語覚えなくていいです。「変な肥料使ってる!」と言うことだけ覚えてくれたら嬉しいです👍

ちなみに、他の農家さんでこんな変な肥料を使ってる人を、僕はあまり見たことないです。

なぜこんな変な肥料を使ってるかというと、「味がよくなる」と言われてるからです。そのまま!

例えば、
・「アミノ酸肥料」だったら「光合成で作られる物質が入ってて、植物体内サイクルで一部活動をカットでき、余った栄養分を生育にまわせるから」だとか、
・「微生物肥料」だったら、「微生物が活動してでる代謝物質が植物に吸収されて、それが味に効く」だとか。

理論はともあれ、味に効くと言われてるのでやってます。

そしてなにより、「試さずに判断する」というのが嫌だったので、半信半疑で使い始めました。

結果は…味が良くなった気がします!

良くなった気がするとは、僕自身が大玉トマトで味の違いがあったと思ったからです🍅

以前の肥料のやり方では、なんとなく水っぽくて味の薄いトマトっぽいナニカだったのが、肥料を変えるとちゃんと「トマト」になった気がします。味が濃くて、トマトの香りもちゃんとしておいしかったです!

お客さんからも、「おいしくなったね!!」とよく言われました。

そして、僕のトマトの一番のアンチだった姉ちゃんと父さんの意見が変わりました。ちなみに父さんはトマト農家暦30年です。

以前の肥料では「こんなのトマトじゃない笑」と言われてたのが、肥料を変えると姉ちゃんは「おいしい」と言って、父さんは「普通のトマトだな」と言いました。

理論や数字に裏付けられたわけじゃないけど、実体験から僕は「一般的にはあまり使われていない肥料」が『味』に効いたと信じて、今でも使い続けてます。

これが、寺本果樹園の『味』を追求した結果たどり着いた「肥料」です。
もちろんまだまだ追究してるとこよ💪

というわけで、「『味』を追求するために…「変な肥料」を使う」というお話しでした!


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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

今日は肥料についてお話ししました。

実はこの肥料の話、農家や関係者の間では「肯定派」と「否定派」に分かれる話題だったりします。

理由は定かではないですが、「味が良くなる肥料」=「眉唾物」と言う考えが広まっているのが現実です。

詳しい理由は分かりませんが…おそらく「収量が上がる」といえば「やってみたけど、〇〇kgも多く取れた!」と数字で表せますが、「おいしくなる」と言われても「おいしい」なんて感覚でしかなく、人それぞれで違うし数字で表せないからそう言われてるのかな?と思います。

そしてこの眉唾物以外にも、「味が良くなったって稼げるわけではない」といった意味でも否定派がいるのかなと思います。

お金の話になりますが、売上には方程式があります。
「販売数×販売価格=売上」ですね。(ほんとはもっと複雑よ!!)

「〇〇円のお野菜を△△個売りました。⬜︎⬜︎円儲かりました」って感じですね。

悲しいかな、この「売上の方程式」に『味』が入ってないんですよ😭

そして実際に、現在の農業ではこの『味』が価格に反映されている現場というのをあまり見たことがありません。

果物とかだともちろん「おいしい」というのは大事ですが、果物にとって「おいしい」はもはや当たり前なので、あまり議論されていない気がします。

けど、「収穫量(販売数)」を増やせばもろに方程式の答えに現れるので、「収穫量を増やすための肥料」はどんどん議論されている気がします。

こういったことから、「味が良くなる肥料」はいい目で見られていない気がします。

けどうちは『量』を追求するのをやめたので。『味』を追求すると決めたので。

どんだけ変な目で見られても、『味』を追求するために「肥料」を追求します。
正直お金はかかりますが、それでも『味』を追求するためやり続けます。

理論じゃないのよ。お金じゃないのよ。
「おいしいもの」を届けたいのよ🔥
そのためには変な目で見られても関係ない✌️

というわけで、僕の感想でした!
最近寒いので、みなさんご自愛ください。

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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
今日で寺本果樹園は(ほぼ)仕事納めとなりました!本当だったら明日の予定だったのですが、思ったより仕事が早く進んだおかげで、姉ちゃんと話した結果「もう今年の仕事は納めでいっか」となりました。あとはぼちぼち気になるところをちょろっとやったり、ブドウの木の枝の和紙試作やってみたりと言った具合です。
あんまり年の瀬感ない!


さて、今日は「極寒地域におけるイチゴ栽培の現状」についてお話しさせてください。


結構農業の現場寄りのお話になります。なんとか面白い読み物になるよう頑張ります!

まずは、僕の地元邑南町の気候の紹介を。
題名は極寒地域としましたが、たぶん言い過ぎな気がする💦

ざっくりとした紹介ですが、「中山間地域且つ盆地なので、夏は暑く冬は寒く、雪もめっちゃ降る(豪雪地帯、国に指定されためっちゃ雪降る地帯)。あと山陰地方なのであまり晴れない。」といった感じです。

今回大事なのは、『3点』。
①めっちゃ寒い
②めっちゃ雪降る
③あまり晴れない

特に①が超曲者なので、まずは②と③について、軽く説明します。

②めっちゃ雪降る
邑南町はめっちゃ雪が降ります☃️国に指定されてるくらいです!豪雪地帯と言います。

大体毎年膝上くらいまで降ります☃️30cmくらい☃️
けど最近は降らない年もあって、よくわからないです…。

邑南町の農業における雪のメリットデメリットはこんな感じ。

【メリット】
・「雪中野菜」やちょっとした「雪中保存」ができて、野菜がマジで美味い。
・特にイチゴは、実がゆっくり熟すから「なにこれ!」と言ってしまうほど美味しい(直人談)。
・土の塩基バランスのリセットが図れる
↪︎塩基バランスはざっくり「土の栄養状態」。肥料成分が土にかなり溜まってしまう「土のメタボ化現象(直人命名)」をリセットしてくれる!

【デメリット】
・野菜や果物の育ちがかなり悪い。
↪︎もはや作らずにバイト行く方が儲かるくらい💦
・ハウス倒壊の危険性。父さんは過去に2度壊してます。
・畑に行くまでの道のりで、スリップ事故の可能性。僕は対向車線にはみ出るほど滑りました。姉ちゃんは一回転しました。雪道運転マジでヤバい!!

こんな感じ!

まとめると、
『美味しい野菜や果物できるけど、難易度はすごく高い。』

③あまり晴れない
あんまり晴れません。最近は週6曇りか雪で、1日だけ晴れました☀️

【メリット】
・(農業におけるメリットは)おそらくない
・肌が綺麗になる
↪︎島根県は「美肌ランキング」上位層&連覇のトップランカー

【デメリット】
・光合成が盛んに行われない→作物の育ちが悪い
・晴れないので寒い
・(ハウス栽培だと)温かくしたいから閉めっぱなしにするが、そのせいで湿気が溜まり病気が出やすい

こんな感じ!

マジで農業にとって「晴れない」は致命的。

①めっちゃ寒い
これですね。個人的曲者第1位。

どれくらい寒いかというと、
「マイナス気温は当たり前。最高気温がマイナスもザラにある。−15度経験済み。」

−15度は、寺本家のボイラーがイカれてお風呂に入れなくなってしまうくらいの感じです♨️❄️

【メリット】
・雪のメリットと一緒で、ゆっくり熟すから美味しい野菜や果物ができる

【デメリット】
・野菜や果物の育ちが「とまる」
・そもそも植物はこの気温で生育するように設計されてないので、栽培は無茶がある。
・花がダメになるので、実にならない
・凍害で葉っぱなどの組織が凍る→太陽で溶かされるの繰り返しで植物が弱り、病気になりやすい。またはそのままダメになる。
・寒すぎて、栽培システム(機械)が壊れることもある

こんな感じ!

大体雪とおんなじ感じですね!
けど、「花がダメになる」というのが厄介で…。寒さに比較的強いとされてるイチゴですら、被害が出てます💦

ここまでみていただけたらわかると思います。
「デメリット多すぎ?もしかして邑南町の冬は農業向いてない…?」

はっきり言うと、「向いてないです。」

うちも色々と試行錯誤を繰り返して今はイチゴに辿り着きましたが、本当に「冬の作物」には苦労してます。

寒すぎるから。雪が降るから。

そして現在、寺本果樹園のイチゴは冬の試練を迎えています。
「花がダメになる」問題。「病気が出やすくなる」問題。

寒すぎて花粉がダメになり、花が黒く変色してしまいます。
だからと言って温かくするためにハウスを閉め切れば、カビ(病気)が花や実をダメにします。

極寒地域の農業って難しいでしょ?

もちろんこれらの試練を乗り越えるために、あれやこれや手を打ってます!
温めるための布やビニールをイチゴにかけたり、微生物を駆使してカビを抑えたり…。

夏の猛暑の後は、冬の極寒。一難去ってまた一難。
寺本果樹園のイチゴ栽培…面白くなってきやがったぜ🔥

というわけで、「極寒地域におけるイチゴ栽培の現状」というお話しでした!


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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

なんとなく、冬の邑南町(極寒地域)の「農業の現状」がわかっていただけたでしょうか?「難しい!」と言うことだけでもわかっていただけたら嬉しいです。

正直何度もこの気候を恨んだこともあるし、他の県みたいに「冬が暖かいところはいいなぁ」と羨んだことも何度もあります。

うまく栽培できなくて、「まぁ邑南町だからね。他の産地はいいなぁ。」と言い訳したことなんて山ほどあります。

ですが今は、「邑南町の冬は厳しいから、農業できなくても仕方ないよね!」なんて全く思ってません。

極寒地域で栽培する唯一のメリット、
「おいしい野菜や果物ができるから。」に気づけたから。

邑南町で作るイチゴマジで美味いぞ。あとキャベツとブロッコリーとネギと白菜とほうれん草と大根。本当はこの野菜たちも作ってみんなに届けたい!!

もちろん他の産地でもおいしい野菜や果物は作れるし、作っておられる素敵な農家さんもたくさんいます。

けど、「−15度を利用してイチゴを栽培する農家」は中々いないんじゃないかなと思います。

ここまで寒いと、『量』は取れませんが、『味』は格段にノります。そして、『量』ではなく『味』を追求する寺本果樹園には、この寒さが必要です。

そう考えると、何度も恨んだこの寒さが、今では愛おしく思えます。
ごめんなさい嘘です。必要だけどちょっと寒すぎるかな😂

とにかく、昔は恨んで言い訳ばっかだったのが、今では逆に活用しているというのは、個人的に成長だと感じていて、なんか感傷に浸れます。

与えられた環境で上手いことやるしかないしね。
前に進めた僕たち…偉くない??褒めてもいいよ。褒めて!!

というわけで、『与えられた環境で上手いことやる』という僕の感想でした!
最近寒いので、みなさんご自愛ください。

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ここまで読んでいただきありがとうございます!
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最後まで読んでいただきありがとうございました👩‍🌾🧑‍🌾
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この投稿をした生産者

島根県 邑智郡邑南町

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