八頭町産小麦粉の手打ちうどんイベントを開催致しました!
2023/07/06
八頭船岡農場での小麦栽培が4年目を迎え
風味豊かで手触りがまるで絹のような滑らかさを持つ
「絹ごしの生小麦粉」として販売しております。
しかしながら、認知度の定着や知名度獲得においては
まだまだスタート地点を踏み出したばかりだという現実があります。
そのため、熟練の手打ちうどん職人とパティシエのお二人に
八頭町産小麦粉を使用いただき、皆様にも味わっていただくことを
目的といたしまして”地元の恵みを味わう手打ちうどん祭”を
7月1日と2日で2日間に渡り開催しました。

数ある小麦粉を使った料理の中で
なぜうどんにしたかと申しますと日本の特定の地域では
水田の田植えが終わり、小麦の収穫が終了した時期に
手打ちうどんを味わうという習慣があるそうです。
手打ちうどんは、シンプルな材料から作られますが
熟練の技術が必要です。
そのため、農作業がひと段落したこの時期に
手打ちうどんを楽しむことで、農家の方々への
尊敬と労働への感謝の気持ちを表すこともできるそうです。
そういったストーリーも含めて今回の企画をさせて頂きました。

「農林61号」という品種を用いたうどんは
ぷっくりと弾力のある食感と、深みのある茶色が特徴的です。
また、八頭町で生産される小麦粉はタンパク質の含有量が比較的低いため、
10年以上の経験を持つ職人も製作過程で
苦労を強いられておりました。( ;∀;)
熟成させる時間も長く、踏んで時間をおいての繰り返し。
うどんの仕込みにこんな時間と労力がかかるとは知りませんでした!(;'∀')

2人の職人と香川県内の900軒のうどん屋を食べ歩いたお客様との
交流などを通じて、小麦粉の知識や私たちの小麦粉の
特性について深く理解する良い機会となりました。
職人の優れた技術によって作り上げられる手打ちうどんは、
まさに芸術品のようでした。
普段食べるタピオカ粉を使ったもちもちのうどんとは異なり
本来のうどんのコシの魅力を再確認しました。
出汁に関しては素晴らしく風味豊かで
一口食べると海の情景が浮かび上がるような出汁に
こだわっためんつゆの味わいに感動しました。\(^o^)/

地産地消の重要性を再認識し、八頭町の魅力を広めるために
今後も様々なイベントや取り組みを展開してまいります。
地元の農業を支える一助となることを願って
引き続き皆様の八頭町産小麦粉を買い求めをお願い申し上げます。

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