これから収穫になるりんごたち
2022/09/28
もうすぐ10月、いろいろなりんごたちが収穫時期を迎えます

まずは生で食べてもお菓子につかっても美味しい「紅玉」。小さくて真っ赤で甘酸っぱい、昔ながらのりんごです。アメリカ生まれで、英語名はJonathan(ジョナサン)と言います。日本に入ってきたのはなんと明治4年!甘くて大きいりんごが好まれるようになり、最近では作っている農家さんが減ってきているとか。焼きりんごにするにはぴったりのりんごです。

もうひとつ、こちらは2018年に品種登録されたばかりの新品種「なかの真紅(しんく)」。紅玉とおなじくらいの小さい玉で、完熟すると皮にワックスが出てべたべたした感じになります。この「なかの真紅」の特徴は果肉の色!ピンク~赤にまだらに着色しています。赤い色の正体はポリフェノール。健康食品とかでおなじみの成分ですね。味は酸味が強めですが甘みもあり、少しだけ渋みもあります(ポリフェノールの味です)。そのまま生で食べるのも、お菓子にするのもOKです。ジュースにすると真っ赤なりんごジュースになります。

この他に長野県のりんご三兄弟のうち「秋映」「シナノスイート」が10月の収穫です。珍しい品種では「欧州ロマン」「高徳」「北斗」なども10月末頃に収穫が始まる予定です。
最近は台風が次々に発生していて気が休まりません。どうか、どこにもこれ以上大きな被害が出ませんように!!!

この投稿をした生産者

気になる投稿