信州のど真ん中、梶原農園

長野県 松本市

信州のど真ん中、梶原農園

創業:1900年01月
食べチョク登録:2021年07月

信州長野県・松本盆地。北アルプス山麓の南東に広がる、標高約650メートルの地でりんごと梨を育てています。夏は35度を超え、冬はマイナス15度を下回る、寒暖差の激しい気候。肥沃な黒土と、北アルプスのミネラルを含んだ水に恵まれた、果樹栽培には理想的な土地です。
脱サラして31年前、実家のりんご・梨・桃園を継ぎました。就農当初はやることだらけ。天候に左右され、計画通りには進まず、休む間もない日々。正直、冬になったら逃げ出そうと思ったこともありました。
それでも年月を重ね、失敗と観察を繰り返すうちに、果物の木々が私に語りかけてくるようになりました。今では周りの先輩農家から「梶原君、よく手が入っているね」と声をかけていただけるように。1年に一度しか実を結ばない彼女(果物)たち、日々大きくなっていく彼女たちの姿は、何年経っても愛おしくてたまりません。
私は自分の作った果物が大好きです。毎日4〜5玉食べているので、一つひとつ個性のある果物達の食味傾向をつかんでおります。3人の子供達も、幼い頃から食べ続けている頼りになるテイスティングパートナーです。自分の舌がうまいと感じた果物を、一日でも早く鮮度の良いうちにお届けする。これが私の栽培理念です。

① 味へのこだわり
鰹と海藻から抽出されたアミノ酸液肥を複数回与えているので、コクが深まり、感動する旨さに仕上がります。サンふじにおいては、収穫時に蜜入り確認のため200玉以上をサンプルとして輪切りし、精度を高めています。

② 土へのこだわり
畑の通路には芝の種をまき、育成しています。芝を刈り込むことで有機質を補給。二酸化炭素も吸収し、気温上昇の抑制にもなっています。ミミズもモグラもたくさん住んでいるようです。除草剤の使用も少量で済んでいます。
3年ごとに畑ごとの土を採取し、成分検査を行っています。木々にとって十分な成分、足りない成分がデータとして明示され、必要な成分のみを施肥しています。足りている成分をあえて施肥しても、木々は必要以上に吸収することはなく、雨とともに地下水脈や河川へ流れ、しいては川や海を汚してしまいます。手間はかかりますが、総合肥料ではなく、畑ごとに木々が欲する成分の単肥のみを施肥しています。過不足のない、樹にとって心地よい畑を目指しています。

③ 北アルプスの水と、盆地の寒暖差
北アルプスのミネラルを含んだ水と、標高650メートルの盆地ならではの激しい寒暖差。この土地でしか出せない色づきと甘みが、ここにあります。

異常気象が頻発し、どこかの地域が毎年被害を受ける今、田畑を耕し維持することには、二酸化炭素の吸収や豪雨時の濁流抑制、そして人の心を癒すという役割もあると感じています。海外から安価な農産物が入り、経営の厳しい日本の農業。それでも、農業で生計を立てられることを若い世代に背中で見せたい。地域を継ぎ、土を耕す青年が一人でも増えてほしい。そんな思いで、日々汗を流しています。

詳細情報

経歴・沿革

1992年 長岡技術科学大学卒業
1992年 NTTソフトウェア就職
1994年 就農

メディア実績

2023年夏 「食べチョク」さんの「旬カタログ」に、我が家の南水が掲載されました。
2023年10月 長野放送「土曜はこれダネッ!」で我が家のラフランスが紹介されました。

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