えんどう考①
2023/03/26
やっと500m のえんどうのネット張りがおわりました。
えんどうの販売まで1ヶ月ほどになりましたので、えんどうについて、昨年に引き続き投稿します。
食べチョクではうすいえんどうと、砂糖えんどうの予約販売を承っておりますので、お待ちしています!


えんどうが栽培されたのは、1万年も前からといわれていて、その頃は、乾燥豆として食されていたみたいです
日本には遣唐使と一緒に入ってきたようですが、広く普及するには至りませんでした。
江戸、明治時代に、絹さやのように鞘を食べる品種、グリンピースのように豆をたべる品種が入ってきて、日本でも広まったらしいです。

えんどう豆はかなり昔から日本でも食材の中心だと思っていましたがそんなこともなく。いまたべられている野菜の多くが、江戸明治時代以降に食べられるようになったものが多いのです。

ちなみに、スナップえんどうは、アメリカでグリンピースから改良され、1970年代に日本に入ってきた新しい野菜。

えんどう豆には、大きく三つの種類があります。
①主に鞘を食べる品種
スナップ、絹さや、砂糖えんどう
②主に豆を食べる品種(実えんどう)
グリンピース、うすいえんどう
③主に乾燥豆を食べる品種
赤えんどう、緑えんどう

それぞれ食べ方に向き不向きがあるというだけで、絹さやも、スナップも豆をたべたり、乾燥豆にすることもできるし、グリンピースも乾燥豆にできるんですが、鞘が硬いとか、豆が小さいとか、豆にシワがよるとか、それぞれ特徴があり、向き不向きがあるというだけです。

逆に赤えんどうや、グリンピースは鞘が硬いから、絹さやみたいに食べるのは無理です。

さらにいうと、グリンピースなどの実えんどうにも、デンプンが多い品種、糖質が多い品種、その中間品種があり、グリンピースやうすいえんどうの味の違いはそこから来ているようです。

彩り農園では「うすいえんどう」「砂糖えんどう」を主に栽培しています。

この投稿をした生産者

愛知県 一宮市

彩り農園

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